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<米輸入牛肉問題>ろうそくデモ参加者、ソウル警察庁長を告訴

警察が街頭デモを解散させる過程で、暴力を行使したと非難する世論が高まっている。

米国産牛肉輸入反対対策会議は3日、ろうそく集会のデモ隊を過剰に鎮圧したとし、魚清秀(オ・チョンス)警察庁長に対する告訴および告発状をソウル中央地検に提出した。この告訴、告発状は警察の鎮圧によって負傷した、ユン某さん(35)ら12人と、韓国進歩連帯の呉宗烈(オ・ジョンリョル)常任共同代表など9人の連名によって提出された。「1日のデモで、戦闘警察に軍靴で頭を踏みつけられたソウル大音楽学部のイ某さん(22、女)は周囲の引き止めにより、告訴団には参加しなかった」と対策会議の関係者は明らかにした。

警察の放水砲使用に関する問題も提起されている。警察は先月31日の夜と1日未明、街頭デモを鎮圧するために放水砲を使用した。ソウル地方警察庁の韓珍熙(ハン・ジンヒ)庁長は「青瓦台(チョンワデ、大統領府)へ向かう道に配置された警察力が、デモ隊に比べて劣勢だった。銃器を携帯した青瓦台警備隊と、デモ隊が衝突すればどのような事態に発展するか予想がつかなかったので、放水砲で阻止した」と明らかにした。


警察の「放水砲運用指針」によると「安全を考慮し、地面に噴射した上で、顔を除いたからだの中心部位を狙う」という内容が記載されている。しかし放水砲に当たり、目と顔を負傷したデモ参加者の存在が明らかになり、警察がこの指針を守らなかったという指摘がされている。これについて、韓ソウル庁長は「激しい暴力行為が起きない限り、放水砲を使用しない」と話している。警察は1日の午後、街頭デモで連行された77人を釈放し、現在までに連行された545人を全員釈放した。



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