2つ目、韓国が米中、米露の間で米国にどの程度近づいて、中露とどの程度の距離を置くのが最適かを苦心しなければならない。韓国が立つ座標と進んでいく方向を設定するのが望ましい。このような座標がなければ一方に過度に傾いたり、一進一退することになりかねない。同盟の米国に近いが、地政学的に重要な中露とも遠くない座標に立つのがよい。その場合、我々の政策の一貫性、予測の可能性が高まるはずだ。
これを基礎で韓国は西側と共にしながらも、その中では相対的に柔軟な立場を維持し、中露に対する外交空間を確保して意思疎通をする必要がある。そうすることで中国とロシアが少なくとも自国の共通利害である韓半島(朝鮮半島)非核・平和に対しては韓国と協力する意志を捨てないように導かなければいけない。例えば、北大西洋条約機構(NATO)加盟国はロシアの攻撃的な行動を牽制するのに歩調を合わせるが、ドイツとフランスの対ロシア政策は米国と英国の政策と同じではない。ドイツとフランスは相対的に柔軟な対ロシア姿勢を見せている。これを基礎にロシアとも意思疎通をし、必要に応じて役割をする。韓国の対中国、対ロシア政策も基本は米国、日本と似ているが、米国、日本の政策と全く同じであるはずはない。
【中央時評】中露朝発の反作用が押し寄せる(1)
これを基礎で韓国は西側と共にしながらも、その中では相対的に柔軟な立場を維持し、中露に対する外交空間を確保して意思疎通をする必要がある。そうすることで中国とロシアが少なくとも自国の共通利害である韓半島(朝鮮半島)非核・平和に対しては韓国と協力する意志を捨てないように導かなければいけない。例えば、北大西洋条約機構(NATO)加盟国はロシアの攻撃的な行動を牽制するのに歩調を合わせるが、ドイツとフランスの対ロシア政策は米国と英国の政策と同じではない。ドイツとフランスは相対的に柔軟な対ロシア姿勢を見せている。これを基礎にロシアとも意思疎通をし、必要に応じて役割をする。韓国の対中国、対ロシア政策も基本は米国、日本と似ているが、米国、日本の政策と全く同じであるはずはない。
【中央時評】中露朝発の反作用が押し寄せる(1)
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