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イスラエルを「ナチス」に例えたコロンビア大統領、「関係中断も辞さない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

コロンビアの国旗

ガザ地区の報復空襲に出たイスラエルを「ナチス」に例えていたコロンビア大統領が今回はイスラエルとの関係断絶の可能性も示唆した。

コロンビア初の左派政権を率いるペトロ大統領は15日(現地時間)、X(旧ツイッター)を通じて「我々は大量虐殺を支持しない」とし「イスラエルと外交関係を中断するべきだと言われればそのようにするだろう」と明らかにした。ペトロ大統領は「コロンビアの大統領が侮辱を受けることはない」と強調した。

ペトロ大統領は、過去にコロンビアで麻薬密売などに関連した准軍事組織を訓練したとされるヤイル・クライン、ビルヒリオ・バルコ・バルガス元大統領の国家安全保障顧問だったラフィ・エイタンらイスラエル出身の人物に言及して「彼らはコロンビアで集団虐殺を行った」とも批判した。


ペトロ大統領は「いつかイスラエル軍とその政府は彼らの部下が我々の土地で犯罪を犯したことに対して許しを請うことになるだろう」としながら「私はガザ地区に対する虐殺とコロンビア・アウシュビッツのために泣き叫ぶだろう」と付け加えた。

ペトロ大統領はこれに先立ち、ガザ地区に対する包囲攻撃と全面封鎖を命じたイスラエルのガラント国防相関連の記事をシェアして「これはナチスがユダヤ人に対して言ったことと同じだ」としてイスラエル当局の反発を受けた。

ペトロ大統領は「民主主義市民はナチズムが国際政治舞台に再び登場することを許すことはできない」とし「相次ぐ嫌悪発言はホロコーストしかもたらさない」と主張した。

これに対してイスラエル当局はコロンビアの駐イスラエル大使を招致して抗議したことに続き「ペトロ大統領の発言はイスラエルに極めて敵対的な見解を表わしている」という糾弾声明を出した。イスラエル外務省はコロンビアに対する保安品目の輸出も中断することにした。



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