米国の地球観測衛星ERBS(Earth Radiation Budget Satelite) 写真=NASA
韓国科学技術情報通信部は9日午後12時20分から午後1時20分の間に墜落する可能性があると分析した。墜落予測地点には朝鮮半島も含まれた。これを受け、この日午前7時、衛星墜落に関する警戒警報を発令し、「宇宙危険対策本部」を招集した。
これに先立ち8日午後11時ごろ、科学技術情報通信部と韓国天文研究院は墜落衛星に関する軌道分析の結果を1次発表した。この発表(8日午後5時基準分析)では予想墜落時点が9日午前9時から午後5時と分析された。天文研究院は追加で分析した結果、予測時間を9日午後12時20分から午後1時20分までの間に狭めた。この分析は9日午前4時基準。
この分析によれば、衛星は9日昼間12時50分から午後12時53分に朝鮮半島近隣を通過する。科学技術情報通信部は呉泰錫(オ・テソク)第1次官を本部長とする宇宙危険対策本部を招集し、万が一の場合を備えている。
科学技術情報通信部は「墜落衛星は大気圏進入時に摩擦熱によって燃焼し、ほとんどが焼失すると予想されるが、一部の残骸物が広い範囲に落下する可能性がある」とし「韓半島(朝鮮半島)通過予測時間前に災難安全メッセージなどで国民に知らせる予定であり、墜落が予測される時間には外部活動時に留意してメディアなどニュースに注目してほしい」と強調した。
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