貿易収支が7カ月連続赤字を記録した。輸入は着実に増加した反面、輸出が2020年10月以降2年ぶりに減少に転じ、赤字規模も大きくなった。
産業通商資源部が1日まとめた「10月輸出入統計」によると、今月の輸出は昨年同月比5.7%減の524億8000万ドル(約7兆7800億円)、輸入は9.9%増の591億8000万ドルとなった。
これで貿易収支は67億ドルの赤字となった。
貿易収支は4月から7カ月連続で赤字となった。1997年の国際通貨基金(IMF)通貨危機当時の1997年5カ月連続赤字以来、25年ぶりに最も長い赤字期間だ。
10月の貿易赤字規模は9月(37億7000万ドル)より大幅に拡大したものだ。
ロシア・ウクライナ戦争の長期化、主要国の通貨緊縮などグローバル景気鈍化の影響で輸出が減少したことが大きな影響を及ぼしたものとみられる。
品目別では自動車(28.5%)、二次電池(16.7%)、石油製品(7.6%)などの輸出は増加し、このうち自動車と二次電池は歴代10月の最高実績を記録した。
しかし、景気鈍化による需要劣勢の影響などで主力品目である半導体輸出が昨年同月より17.4%も減少した。石油化学も25.5%減少した。
地域別輸出は欧州連合(10.3%)、米国(6.6%)で増加したが、中国(-15.7%)や日本(-13.1%)、ASEAN(-5.8%)では減少した。
10月の輸入は10%近く増えた。特に3大エネルギー源である原油・ガス・石炭の輸入額は昨年(109億3000万ドル)より46億ドルも増加した155億3000万ドルとなった。
産業部は「輸出増加傾向の鈍化と貿易赤字は製造基盤の輸出強国で共通して発生する現象」とし「日本は4月以降、ドル基準輸出が減少傾向を続けており、ドイツとフランスも輸出が減少する流れを見せている」と説明した。
産業通商資源部が1日まとめた「10月輸出入統計」によると、今月の輸出は昨年同月比5.7%減の524億8000万ドル(約7兆7800億円)、輸入は9.9%増の591億8000万ドルとなった。
これで貿易収支は67億ドルの赤字となった。
貿易収支は4月から7カ月連続で赤字となった。1997年の国際通貨基金(IMF)通貨危機当時の1997年5カ月連続赤字以来、25年ぶりに最も長い赤字期間だ。
10月の貿易赤字規模は9月(37億7000万ドル)より大幅に拡大したものだ。
ロシア・ウクライナ戦争の長期化、主要国の通貨緊縮などグローバル景気鈍化の影響で輸出が減少したことが大きな影響を及ぼしたものとみられる。
品目別では自動車(28.5%)、二次電池(16.7%)、石油製品(7.6%)などの輸出は増加し、このうち自動車と二次電池は歴代10月の最高実績を記録した。
しかし、景気鈍化による需要劣勢の影響などで主力品目である半導体輸出が昨年同月より17.4%も減少した。石油化学も25.5%減少した。
地域別輸出は欧州連合(10.3%)、米国(6.6%)で増加したが、中国(-15.7%)や日本(-13.1%)、ASEAN(-5.8%)では減少した。
10月の輸入は10%近く増えた。特に3大エネルギー源である原油・ガス・石炭の輸入額は昨年(109億3000万ドル)より46億ドルも増加した155億3000万ドルとなった。
産業部は「輸出増加傾向の鈍化と貿易赤字は製造基盤の輸出強国で共通して発生する現象」とし「日本は4月以降、ドル基準輸出が減少傾向を続けており、ドイツとフランスも輸出が減少する流れを見せている」と説明した。
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