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1万ドルの褒賞とウクライナ市民権に…戦車に乗って投降したロシア兵

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ウクライナ内務省関係者がロシア兵の1人が投降したとして投稿した写真。[フェイスブック キャプチャー]

ウクライナ内務省関係者が、あるロシア兵が1万ドルの褒賞とウクライナ市民権を得るために戦車に乗って投降してきたと主張した。

デイリーメールなどが27日に伝えたところによると、ロシア兵1人が、自身の同僚が脱走し指揮官に威嚇されたことを受けウクライナに投降したと報道した。

外信はウクライナ内務省関係者のビクトル・アンドルシフ氏が22日にフェイスブックに「ロシア人があきらめている」と投稿した文を引用して報道した。ともに上げた写真ではある兵士がうつ伏せになり降伏の姿勢を取っており、彼の後には戦車が止まっている。


アンドルシフ氏は「ウクライナは数週間にわたりロシア兵に投降する方法と軍事装備を譲渡する位置を教えるショートメッセージを送っていた。何日か前にミーシャというロシア兵から電話がきた」と書いた。

アンドルシフ氏は「ミーシャは自身が部隊に残った唯一の兵士で、残りの兵士は全員家に逃げ帰ったと話した。彼は食料がほとんど残っておらず、軍の管理がしっかりされていなかったと話した」と主張した。

その上で「ウクライナ軍人がミーシャを『とても楽な』状態で拘禁しており、戦争が終われば1万ドルをもらってウクライナ市民になる機会を得ることになるだろう。戦争が終わる時まで彼はテレビ、電話、キッチンとシャワー施設を備えた安らかな環境で暮らすだろう」と話した。

これに先立ちウクライナはロシアのプーチン大統領が指示した侵攻が「ものすごい失敗」だった点を認めて捕虜になったロシア兵がウクライナ人を殺害したことを謝罪し泣いている映像を公開している。



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