李承?（イ・スンヨプ、３０、巨人）が日本プロ野球年俸のトップに上がった。

韓国のスポーツスターが海外リーグで年俸１位を記録したのは李承?が初めてだ。

阪神の精神的リーダーと同時に日本での年俸王座を狙っていた金本知憲（３８、外野手）は最近球団と３年契約で合意した。サンケイスポーツ２８日付によると３年総額２０億円台だ。


李承?は先月初め、巨人と４年間３０億円の超大型契約を結んだ。誰もが驚くほどの金額だったが、中日のウッズ（２００６年５億纉）と金本（２００６年２億６０００万円）の再契約が完了するまで、李承?を年俸王に推戴することはできなかった。

しかし今年、李承?を抜いてセントラルリーグ本塁打、打点王に上がったウッズが先週、年俸６億円で契約した。金本の年俸も６億５０００万円を超えなかった。サンケイスポーツも「金本が日本人年俸王に上がった。最高年俸者は李承?」と明らかにした。

２００６年の本塁打２位（４１本）打撃２位（３割２分３厘）打点４位（１０８）である李承?が日本ランキング１位となったのは成績だけではなく、人間性や商品性まで高く評価をけた結果だ。

日本プロ野球史上歴代最高年俸選手は２００２年まで巨人で活躍したペタジーニ（７億２０００万円＋オプション）だった。サンケイスポーツは李承?がペタジーニに続き歴代２位だが、２人の契約条件が複雑で、来季の成績によって李承?がペタジーニより多くなることもある。２００７年投手最高年俸は３億８０００万円（中日・岩瀬）。また過去、松井秀喜は２００２年、巨人で６億１０００万円、イチローは２０００年、オリックスで５億３０００万円だった。