検察過去事委員会から金学義(キム・ハクウィ)元法務次官事件に関連して捜査対象とされた野党・自由韓国党の郭尚道(クァク・サンド)議員が26日、「標的捜査、政治報復に屈することなく、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の娘ダヘ氏の海外移住疑惑について監査院に公益監査を請求する」と明らかにした。
郭議員はこの日午前、国会で開かれた院内対策会議で「大統領の親族は現行法上、秘書室と特別監察官の対象だが、民情首席秘書官室は監察せず、特別監察官は任命もされず、大統領の親族が監察死角地帯にいる」とし、このように述べた。
郭議員が提起した監査院公益監査請求事案は▼ダヘ氏の旧基洞(クギドン)マンション売買時に夫婦間贈与を経た理由▼マンション処分時に相場より高く処分した理由▼政府部処の便宜提供の有無▼トリゲームズの外部借入金急増疑惑▼イースター航空創業者と公職者の関連--など。
前日、検察過去事委は「金学義事件」発生当時に青瓦台民情首席秘書官(郭尚道)と民情秘書官(イ・ジュンヒ)だった2人を職権乱用権利行使妨害容疑で捜査すべきだと、法務部に勧告した。過去事委は2人が金学義事件を内偵していた警察を叱り、警察の捜査指揮部に不当な人事措置を取って捜査を妨害した疑いがあると指摘した。また、金学義元次官の映像を鑑定する国立科学捜査研究院に該当映像や映像鑑定結果を要求して捜査に介入したという疑惑も提起した。
これに対し郭議員はこの日、記者会見を開き、「監察活動を捜査妨害とはあきれる」と反論した。郭議員は「過去事委は私が金学義元次官の犯罪容疑を内偵する警察を叱ったというが、私は内偵についていかなる話もしたことがなく、虚偽報告した部分の経緯を要求した」とし「人事措置も公職紀綱の確立に必要なら法令を根拠にしただけだ。大統領の人事権が正当に行使された」と主張した。
また国立科学捜査研究院への映像要請については「(映像を)確認してこそ当事者を懲戒をするとか人事措置が可能ではないのか」とし「高位公職者の監察は民情首席秘書官室の当然の業務」と強調した。
「金学義事件」を縮小隠蔽したという一部の指摘に対し、郭議員は「金元次官は当時の蔡東旭(チェ・ドンウク)検察総長と同期であり、蔡総長と親しい方が(金学義元次官の)弁護士に選任され、この弁護士が警察を訪れて(金元次官に)助力した」とし「縮小捜査が疑われるのなら(青瓦台民情ラインでなく)この人たちを捜査対象にすべきではないのか」と主張した。
また当時の青瓦台公職紀綱秘書官だった趙応天(チョ・ウンチョン)共に民主党議員が「朴槿恵(パク・クネ)政権の青瓦台が金学義元次官の映像報告書を黙殺した」と主張したことに対し、郭議員は「監察報告書の最も重要な項目は『検察・警察の捜査』だ。捜査対象かどうかに言及せず、どのように噂だけで大統領に報告できるのか」と反問した。
郭議員は文在寅大統領一家の「狙撃手」として有名だ。大統領の過去や家族史などを集中的に攻撃してきた。郭議員が提起した疑惑は敏感な内容が多く、政界でも波紋が大きい。このため民主党も郭議員を「厄介者」と見ている。先月7日には郭議員を個人情報保護法違反、名誉毀損などの容疑で告発している。郭議員は検察過去事委が自分を狙っているのは結局、大統領から不敬罪と見なされたためという立場だ。
郭議員はこの日午前、国会で開かれた院内対策会議で「大統領の親族は現行法上、秘書室と特別監察官の対象だが、民情首席秘書官室は監察せず、特別監察官は任命もされず、大統領の親族が監察死角地帯にいる」とし、このように述べた。
郭議員が提起した監査院公益監査請求事案は▼ダヘ氏の旧基洞(クギドン)マンション売買時に夫婦間贈与を経た理由▼マンション処分時に相場より高く処分した理由▼政府部処の便宜提供の有無▼トリゲームズの外部借入金急増疑惑▼イースター航空創業者と公職者の関連--など。
前日、検察過去事委は「金学義事件」発生当時に青瓦台民情首席秘書官(郭尚道)と民情秘書官(イ・ジュンヒ)だった2人を職権乱用権利行使妨害容疑で捜査すべきだと、法務部に勧告した。過去事委は2人が金学義事件を内偵していた警察を叱り、警察の捜査指揮部に不当な人事措置を取って捜査を妨害した疑いがあると指摘した。また、金学義元次官の映像を鑑定する国立科学捜査研究院に該当映像や映像鑑定結果を要求して捜査に介入したという疑惑も提起した。
これに対し郭議員はこの日、記者会見を開き、「監察活動を捜査妨害とはあきれる」と反論した。郭議員は「過去事委は私が金学義元次官の犯罪容疑を内偵する警察を叱ったというが、私は内偵についていかなる話もしたことがなく、虚偽報告した部分の経緯を要求した」とし「人事措置も公職紀綱の確立に必要なら法令を根拠にしただけだ。大統領の人事権が正当に行使された」と主張した。
また国立科学捜査研究院への映像要請については「(映像を)確認してこそ当事者を懲戒をするとか人事措置が可能ではないのか」とし「高位公職者の監察は民情首席秘書官室の当然の業務」と強調した。
「金学義事件」を縮小隠蔽したという一部の指摘に対し、郭議員は「金元次官は当時の蔡東旭(チェ・ドンウク)検察総長と同期であり、蔡総長と親しい方が(金学義元次官の)弁護士に選任され、この弁護士が警察を訪れて(金元次官に)助力した」とし「縮小捜査が疑われるのなら(青瓦台民情ラインでなく)この人たちを捜査対象にすべきではないのか」と主張した。
また当時の青瓦台公職紀綱秘書官だった趙応天(チョ・ウンチョン)共に民主党議員が「朴槿恵(パク・クネ)政権の青瓦台が金学義元次官の映像報告書を黙殺した」と主張したことに対し、郭議員は「監察報告書の最も重要な項目は『検察・警察の捜査』だ。捜査対象かどうかに言及せず、どのように噂だけで大統領に報告できるのか」と反問した。
郭議員は文在寅大統領一家の「狙撃手」として有名だ。大統領の過去や家族史などを集中的に攻撃してきた。郭議員が提起した疑惑は敏感な内容が多く、政界でも波紋が大きい。このため民主党も郭議員を「厄介者」と見ている。先月7日には郭議員を個人情報保護法違反、名誉毀損などの容疑で告発している。郭議員は検察過去事委が自分を狙っているのは結局、大統領から不敬罪と見なされたためという立場だ。
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