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韓国若者たち「日本のビール飲まないが日本人の友人とは仲良く過ごしている」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
では今、日本の若者層はどうだろうか。韓国と同じように「反韓運動」が盛り上がっているのだろうか。一部の日本報道機関やネットユーザーの反応を見ると「韓国人が来ないほうがいい」「韓国の不買運動は成功したことがない」などの発言が出ている。Nさんは「日本の国民性は自身の志向を表わす言動を取るときに恐れる傾向が強い」とし「『私がしなくても誰かするかも』と考える心もある」と話した。

今回の参議院選挙で若者層の投票率が低調な理由に対して、東海道大学(教養学部)の金慶珠(キム・ギョンジュ)教授はYTNラジオを通じて「ある変化を望んでこそ若者たちも投票場に足を運ぶが、『支持はするがより良くなることを期待もせず、しかしさらに悪くならないなら、安倍政権が継続してもかまわない』という日本の若者たち特有の現象が現れたもの」と分析した。

だが、日本で留学をしたり日本会社で働いたりしている20~30代を対象に、現地の雰囲気を聞いた結果、大多数が「日本の人々は現在の状況に大きな関心がない」と答えた。


日本の大学の留学生はキャンパス内外で反韓発言やパフォーマンスなどを見たことがないと伝えた。今年3月、創価大学に入学したイさん(19)は「日本の若者は韓国が好きで、依然として韓国の歌と旅行を楽しんでいる」とし「韓国語を学ぶサークルも規模が大きくて、韓国語スピーチ大会も大きく開かれる」と話した。イさんは「むしろV.I(ヴィアイ)のバーニングサン事件が発生した時、そのことで韓国人を皮肉る言葉は聞いたことはあるが、それもたった一度だけ」と話した。

来年4月に日本企業に入社する予定のチョンさん(26)は「最近も面接を受けるために東京に行ったが、大多数の日本人市民は現在の韓日関係に対してそれほど気に留めていない」とし「正直言うと、インターネットやSNSで『日本旅行に行って‘嫌韓’の表現を聞いた』『食堂に行ったが視線が良くなかった』というような投稿文を見るたびにおかしいなと思った」と話した。チョンさんは「20代の友人に聞くと、ほとんど『関心はない』と話した」と付け加えた。

2014年から大阪大学で留学中のイさん(26)は「今回の事態を含めて、留学に来て以来、韓日間で政治的葛藤が何度も起きたが、そのために生活に直・間接的な被害や危険を感じたことはほぼなかった」とし「今回も日本の友人と2回ほど短く話を交わしたのがすべてだが、彼もはやく和解するべきだというグチ程度だった」と伝えた。

日系会社に通う会社員も同じような雰囲気を伝えた。日本の会社で営業職で勤めるチャさん(31)は「全社的に雰囲気を注目してはいるが、メディアで接する葛藤の他に直接感じられる変化はない」とし「周辺で特に反応を示した日本人はなかったが、単に関係がもっと良くなればいいのにという思いはあるようだ」と話した。

むしろ日本現地で生活する韓国人たちは韓国にいる知人や家族の「心配」が非常に大きいと伝えた。日本留学中のイさんは「家族が『そちらは大丈夫か』と心配する電話を何度もしてきて、友人も『旅行に行っても大丈夫?』と聞いてくる」とし「全くそうではないが、家族や知人が体感しているところによれば、日本にいることが非常に不安なことのようだ」と話した。

立命館アジア太平洋大学に在学中のイさん(19)は「韓国人学生のほうがはるかに韓日関係と最近の雰囲気を気にしているようだ」とし「韓国に帰国する時、お土産や贈り物を買っていくべきなのか悩む仲間も多い」と話した。



韓国若者たち「日本のビール飲まないが日本人の友人とは仲良く過ごしている」(1)


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