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「平和の少女像展示の再開を」…日本市民6691人の署名提出

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
愛知県で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」で「平和の少女像」の展示が中断されたことを受け、展示の再開を求める日本市民の署名書が展示会主催側の愛知県と名古屋市に提出された。

16日の朝日新聞などによると、醍醐聡・東京大名誉教授らは前日、愛知県庁で記者会見を開き、6日から始まったあいちトリエンナーレの企画展「表現の不自由展・その後」展示再開を求める署名に6691人が参加したと明らかにした。

1日に開幕したあいちトリエンナーレは愛知県名古屋市一帯で3年ごとに開催される日本最大規模の国際芸術祭。特に今年のトリエンナーレでは政治的な理由などで展示されることができなかった作品を対象にした「表現の不自由展・その後」企画展が開かれ、関心を集めた。平和の少女像もこの企画展に出品されたが、日本国内の極右推定勢力のテロ脅迫などで3日に平和の少女像の展示が中断された。


醍醐教授と浪本勝年・立正大名誉教授は記者会見で「テロ予告や脅迫などに屈して企画展を中止することは、この企画展が主張する『表現の不自由』を雄弁に物語るものであり、許されない」とし「行政が先頭に立って、表現の自由を守り抜く決意を示していただきたい」と強調した。また、「少女像の展示中断」を公開的に要求した河村たかし名古屋市長に発言の撤回と謝罪を要求した。

これに対しトリエンナーレ芸術監督の津田大介氏はツイッターで「何より尊重されるべき作家の意思を最終確認することなく、展示中止を決定した責任は重く受け止めている」とコメントした。

一方、愛知県は今回の少女像展示中断決定の過程を検証する「第三者委員会」を16日にから稼働することにした。しかしトリエンナーレが10月14日まで開催されるのに対し、「第三者委員会」は11月末までを活動期間とし、事実上、少女像の展示再開は不可能ではという指摘が出ている。



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