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ドラマ『キングダム』、朝鮮王朝実録をモチーフにして制作した韓国式「ゾンビドラマ」に期待上昇(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

映画『神と共に』シリーズのヒットで俳優として注目されている俳優チュ・ジフン。(写真提供=Netflix)

制作スタッフはNetflixという新しいプラットホームに対する期待もそのまま表現した。キム・ウニは「ゾンビが出てくる史劇を構想する時から地上波では絶対できないと思っていた。いくら夜10時、11時に放送するとしても年齢制限があるため」としながら「Netflixの公開が決まって表現の制約に対して悩まなくても良い点がよかった」と明らかにした。キム監督は「さまざまな文化圏の視聴者を考慮してなじみにくい部分をより親切に説明するために努力した」と付け加えた。

『キングダム』はシーズン1が公開される前にシーズン2の製作が確定した。1話あたりの製作費だけで15億~20億ウォン(約1億4500~1億9400万円)水準であることを考慮すれば非常に果敢な投資だ。キム・ウニは「シーズン2は尚州(サンジュ)から漢陽(ハニャン)まで行くロードムービー形式」としながら「説明するとすべてスポイラーになりそうなので詳しく伝えることができないが、出演陣が劇中体験する事件を通じてどう成長していくか期待してほしい」と説明した。『キングダム』は25日午後5時(日本時間)シーズン1全話が公開され、翌月シーズン2の撮影を控えている。

ホラーものは現在、世界的に注目されているジャンルだ。


2016年1156万人の観客を動員した映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』は現在、『死霊館』のジェームズ・ワン監督がリメークを進めていて、韓国ケーブルチャンネルOCNは『客:theguest』『プリースト』『憑依』など、韓国型エクソシスム(悪魔払い)を加味したドラマを次々とリリースしている。キム監督は「それだけホラーものが大衆的なジャンルになってきたという証拠」とし「疫病患者が他のゾンビとどう違うかが重要なのではなく、その特性をドラマに落とし込み、恐れの中に躍動性と運動性を加えることに重点を置いた」と説明した。

世界190カ国に会員1億3900万人を抱えるNetflixは2019年までにアジア8カ国でオリジナルコンテンツ100本を製作すると昨年宣言した。アジア太平洋地域の有料VOD市場シェアに強力なドライブをかけるという戦略だ。2016年に進出したこの地域のシェアは9%にとどまっている。Netflixは『キングダム』に続き、今年韓国ではドラマ『初恋は初めてだから』(原題)『恋するアプリ』とバラエティ『犯人はお前だ!』シーズン2を公開する予定だ。



ドラマ『キングダム』、朝鮮王朝実録をモチーフにして制作した韓国式「ゾンビドラマ」に期待上昇(1)


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