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韓国女性は移民後に幸福度上がるが…男は逆に不幸、なぜ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◆孤独な老年層=大韓民国の国民は年齢を重ねるほど幸せになるが、同時に孤独も多く感じることが明らかになった。安寧指数は20~30代に最低点を記録し反騰し始め、60代以上で最高点を記録する。60代以上では不安・比較・ストレスなどすべての否定的心理が減少する。老年層の幸福度が上がるのは韓国だけの現象ではない。研究陣は「世界的に幸福指数はU字型曲線を現わす。ただし過去には最低点を40~50代が記録したが、最近では20~30代に移りつつある」と説明した。

年を取るほど社会的支持度が大幅に低下することも数値にあらわれた。江原大学心理学科チェ・ジョンアン教授は「簡単に言うと年を取るほど孤独をより多く感じるということ」とし、「孤独は高齢化時代の最も大きな敵だ。精神だけでなく身体の健康にも悪影響を与える。老年期の孤独を解決する方案を国家レベルで講じなければならない」と説明した。

◆幸福度の両極化=韓国は貧富の格差だけでなく幸福度も両極化が深刻だった。昨年の韓国の安寧指数平均点数は10点満点中5.18点で「普通」水準だ。しかし、分布図を確認すると回答者の23%に該当する人々がアフリカ国民の平均満足度水準(4点未満)の人生の満足度を経験した。半面、回答者の20%程度は北欧国民に劣らない水準(8点以上)の高い人生の満足度を経験したことが分かった。チェ・インチョル教授は「皆の幸福を高めるのも重要だが脆弱な階層の幸福を高める方が重要」とし、「幸福の全体数値よりは幸福の不平等に関心を持つべき時」と分析した。


その他、調査結果によると最も不幸な曜日は月曜日ではなく木曜日という結果になった。木曜日はストレスが最も高く、退屈・憂鬱・不安も最高に達した。男女ともに最も幸せな都市は世宗(セジョン)市という結果になった。チェ・インチョル教授は「世宗市が1位である理由は引き続き研究してみなければならない」とし、「国家別幸福の差を深刻に受け入れ改善しようとするならば地域別幸福差もじっくり見なければならない」と伝えた。

プロジェクトは国家的イシューが個人の幸福に及ぼす影響についても分析した。平昌(ピョンチャン)五輪期間は安寧指数が平均より高かった。9・13不動産対策発表日と2018年大学修学能力試験(大学入試)の日は安寧指数が下落した。チェ・インチョル教授は「幸福は個人のものだと考えがちだが、社会で起こることが個人の日常にも大きく影響を及ぼすということが分かる」と話した。



韓国女性は移民後に幸福度上がるが…男は逆に不幸、なぜ(1)


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