これに対し韓国はスピード経営の強みを持っている。韓国が1983年に半導体に参入しチキンゲームで覇権を占めたのも果敢な投資が勝負をわけた。サムスン電子が主導したこの戦略は200年間経済学教科書に公認された「国際分業」と「比較優位」の結果だった。工場でレンガを作る時に1人が材料調達から配送まで担当すれば効率が落ちる。そこでアダム・スミスが主唱した分業は市場経済の基本原理になり、デビッド・リカードが強調した通り、国と国の間でも比較優位により貿易が行われている。
◇政治が「半導体連合」揺さぶる
【コラム】東京・銀座の寿司の味が違うように技術も時間の蓄積が必要だ(1)
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