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徐ギョン徳教授「旭日旗は戦犯旗、ずっと退治していく」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

昨年6月25日、ロシアW杯の日本-セネガル戦の観客席で、旭日旗を持って応援する日本の応援団。

国際社会でドイツ・ナチスの象徴ハーケンクロイツは徹底的にダブー視される。しかし日本の「旭日旗」は今でもサッカー場の観客席、バイクのヘルメット、ウィンドサーフィンボードなどで目撃される。

旭日旗は第2次世界大戦当時の日本帝国主義の軍旗であり、日章旗の赤い太陽の周囲に朝の光線が広がる様子を形象化している。しかし世界的に旭日旗に対する認識は依然として不足している。日本自衛隊は今でも変形した旭日旗を使用し、問題はないという立場だ。

5日、誠信女子大で会った徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授(45)は「旭日旗はナチスの象徴ハーケンクロイツのように戦犯旗だ。ネットユーザーと一緒にずっと退治していく」と語った。徐教授は独島(ドクト、日本名・竹島)が韓国の領土であることを知らせるながら9年前から「旭日旗退治運動」をしている。


--旭日旗という表現が合うのか、戦犯旗という表現が合うのか。

「まず旭日昇天旗は美化させたものであるため間違った言葉だ。旭日旗という表現を使うことができるが、重要なのは旭日旗がナチスの象徴ハーケンクロイツのように戦犯旗という事実だ。戦争で他国を侵攻した時に使った。ドイツは敗戦後、ハーケンクロイツを使用できないようにする禁止法を制定したが、日本はそうしなかった。陸上自衛隊と海上自衛隊が今でも変形した形で戦犯旗を使用している」

--「旭日旗退治キャンペーン」を始めたきっかけは。

「10年ほど前から海外を行き来しながら、外国人が何気なく旭日旗が描かれたリュックサックや服を着用する姿をよく目にした。外国人に意味を尋ねると知らないと答えた。ハーケンクロイツと似た意味を持つと説明すると、驚いてもう身につけないと話した。2011年から韓国人にソーシャルメディアを通じて世界の旭日旗目撃情報を提供してほしいと要請しているが、非常に多くて驚いている」

--情報提供はどの程度か。

「特にスポーツ分野に多かった。バイクのヘルメットやウィンドサーフィンのボードで旭日旗をよく目にする。外国のサーフィンボード会社に抗議メールを送ったところ、『太陽の光を形象化したデザイン』という返信があった。それで日本軍国主義を象徴するものだと説明すると、全く知らなかったといって驚いていた。情報提供のうちグローバルスポーツのサッカーがほとんど80%にのぼった。サッカー場の観客席の旭日旗が代表的だ」

--旭日旗退治キャンペーンが成功した事例は。

「昨年6月のロシアワールドカップ(W杯)当時、国際サッカー連盟(FIFA)の公式インスタグラムが旭日旗を掲げた応援の写真を掲載した。ネットユーザーと共に抗議メッセージを送ったところ、9時間後に写真が取り替えられた。スポーツブランドのアディダス広報映像に出てきた旭日旗もなくなった。イングランドプロサッカー、リバプールのナビ・ケイタは腕に戦犯旗のタトゥーをしていたが、抗議を受けて他のタトゥーに変えた。スポーツ以外の分野では靴のコンバース、映画『ボヘミアン・ラプソディー』の広報資料に出てきた戦犯旗をなくした」

--ネットユーザーは力になったのか。

「韓国の若い人たちは歴史に関心がないというが、私はそう思わない。各国に住んでいる学生がソーシャルメディアを通じて多ければ一日に10-15件の情報提供をすることもある。若い人たちが旭日旗に抗議するメールと郵便を一緒に送っている。韓国のサッカー選手が旭日旗について堂々と話す姿も印象がよい」



徐敬徳教授「旭日旗は戦犯旗、ずっと退治していく」(2)


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