[写真 KBSキャプチャー]
2日、青瓦台とセキュリティー業界によると、今年6月、あるセキュリティー関連の有料サイトに「大韓民国空軍1号機」の搭乗者名簿ファイルが掲載された。「搭乗者名簿(大韓民国-ベルギー)」というタイトルのこのファイルには、李大統領夫妻と金容範(キム・ヨンボム)当時政策室長、魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長、裵慶勲(ペ・ギョンフン)副首相兼科学技術情報通信部長官、趙顯(チョ・ヒョン)外交部長官、金星煥(キム・ソンファン)気候エネルギー環境部長官ら政府の主要人物と実務担当者の固有識別情報(韓国語・英語の氏名、所属、役職、パスポート番号など)が含まれていたという。
李大統領は今年6月9日、ベルギー・欧州連合(EU)首脳会談などのためブリュッセルに向けて出国したが、流出した名簿は歴訪の1週間前となる6月2日にすでに当該サイトに掲載されていたことが確認された。このサイトでは有料会員やウイルス対策ソフト会社であれば、何の制限もなくファイルをダウンロードできる。このため、大統領の近接警護を担当する警護処職員の身元まで無防備にさらされたとの懸念が出ている。
現在、機密ファイルがどのような経路で流出したのか、誰がこのファイルをダウンロードして保有しているのかなどは正確に把握されていない。青瓦台は「事前に把握した後、対応措置を取っており、今後、外交部などで追加措置を取る予定」と明らかにした。青瓦台高官は「流出した時点と有料サイトに掲載された時点について、警察およびセキュリティー関連部署でも確認を進めている」とし、「ただし、現在、具体的に公開できる内容はない」と述べた。外交部は「現在、関連する経緯などについて多角的な調査を進めており、調査結果に応じて必要な措置を取っていく予定」と明らかにした。
警察は李大統領ら青瓦台関係者の個人情報が流出したとみられる状況を把握し、立件前調査に着手した。警察関係者は「事実関係を確認した後、掲載された資料について削除を要請する予定」と述べた。ただし、青瓦台や警察などがこの事案をいつ把握したのかについては、まだ明らかにしていない。
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