16日(現地時間)、ガザ地区ガザシティのタル・アルハワ地区で救助隊員が崩壊した建物のがれきを掘り起こし、犠牲者を収容している。AFP=聯合ニュース
ガザ地区民間防衛隊は16日(現地時間)、ガザシティで崩壊した建物のがれきを捜索し、これまでに遺体20体を収容し、負傷者14人を救助したと明らかにした。
ガザシティ民間防衛局のラエド・アルダフシャン局長は「崩壊した建物には少なくとも10世帯が居住していた」とし、「まだがれきの下から人々の声が聞こえており、生存者救助への希望を捨てていない」と話した。
この建物は戦争期間中、イスラエル軍の空爆で損傷した状態だった。避難所が不足する中、避難民は崩壊の危険にもかかわらず建物にとどまり、今回の惨事に見舞われたという。
救助作業も難航している。国連開発計画(UNDP)ガザ地区事務所のアレサンドロ・ムラキッチ所長は「重機が圧倒的に不足し、人々が文字通り素手でがれきを掘り起こしている悲劇的な状況」と話した。
パレスチナと国連は、イスラエルによる厳格な物資搬入規制のため救助に必要な重機が不足していると指摘している。イスラエルは、ハマスなど武装組織による機材の転用を防ぐための安全保障措置だという立場だ。
ガザ地区民間防衛隊によると、爆撃で損傷したものの住民が居住している建物は、ガザ地区全域で約2000棟に達する。
ムラキッチ氏は、このうち約400棟が直ちに崩壊する危険があるとし、「特に近づく冬季の雨期に雨が降り始めれば、これらの建物の連鎖的な崩壊は現実のものになるだろう」と懸念を示した。
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