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「選手村なのか、難民キャンプなのか」中国が批判した名古屋アジア大会の宿泊施設、その実態は

ⓒ 中央日報日本語版

名古屋港近くに設けられたコンテナ型の木造プレハブ宿泊施設。[聯合ニュース]

13日、名古屋港のガーデンふ頭。普段は公園や駐車場として使われているアスファルトの敷地に、木造プレハブのコンテナが数百棟、所狭しと並んでいた。工事現場の仮設宿舎を思わせるこの場所は、19日に開幕する2026年愛知・名古屋アジア大会の選手村の一部だ。




大会組織委員会は、この敷地に選手村を建設する当初の計画を白紙に戻し、仮設宿泊施設を活用する方針を発表した。コンテナ型宿泊施設約200棟に各国の選手団から計2000人、14日に名古屋港の金城ふ頭に停泊するイタリアの大型クルーズ船「コスタ・セレーナ」に4000人、市内のホテルに9000人を分散して受け入れるという内容だ。開催費用の削減や持続可能性の向上などを理由に挙げた。


ところが、当初は1万5000人前後だった参加者数が、今年3月の正式競技の追加決定に伴って1万7000人にまで増え、問題が生じた。想定を超えた参加者を既存の宿泊施設に無理に詰め込んだことで、宿泊を巡る大混乱が起きた。

大会開幕前に行われるグループリーグに出場するため、一足先に名古屋入りした韓国男子バスケットボール代表も、問題のコンテナ型宿泊施設を利用している。ガードを務める辺俊亨(ビョン・ジュニョン)は11日、自身のSNSに、宿泊施設のトイレの洗面台から水が漏れ続け、床が水浸しになっている動画を投稿し、「助けてください」とつづった。

コンテナ型宿泊施設は1棟当たり約21坪で、定員は最大6人。1人用ベッドの長さは1メートル95センチだ。延長用のマットレスをつなげることはできるが、身長2メートル前後のバスケットボール選手にとっては使い勝手が悪い。李賢重(イ・ヒョンジュン、身長2メートル2センチ)も現地メディアのインタビューで、「(宿泊施設での生活は)大変だが、不満を言っても仕方がない」とし、「どうすれば快適な空間にできるか、方法を探している」と苦笑した。

中国男子バスケットボール代表が3人1室で宿泊し、共用のトイレとシャワーを使っていると報じられると、中国国内では「選手村というより難民キャンプに近い」との批判が相次いだ。韓国バスケットボール協会のチョン・ジェヨン副会長は、「宿泊環境だけを見れば過去最悪だ。身長が優に2メートルを超える選手に、脚を十分に伸ばせないベッドを割り当てるなど、あり得るのか」と述べ、「クルーズ船内の仮設宿泊施設は、さらに劣悪だと聞いている」とため息をついた。

最近、名古屋一帯を襲った記録的な豪雨は、仮設宿泊施設の弱点を一層浮き彫りにした。8~9日に1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り、コンテナに滞在していた選手団の400人余りが緊急避難する騒ぎとなった。インドネシアの選手たちが豪雨を避け、立体駐車場の床に直接横たわる姿がSNSで拡散された。一部の競技会場でも雨漏りの被害が相次いだ。13日には、名古屋市内の鉄道駅でも天井の一部から雨漏りがあり、水を受けるためのバケツが置かれていた。

41競技に参加する1052人で構成される韓国選手団の本隊は17日に出国するが、ライバルだけでなく、劣悪な宿泊環境とも闘わなければならない状況だ。各国選手のコンディションを犠牲にして大会組織委員会の予算を抑えたとの批判は、避けられそうにない。



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