在日韓国人の日本野球界元老、張勲(チャン・フン、張本勲)氏[聯合ニュース]
1940年に広島で生まれた在日韓国人の張勲(チャン・フン)氏は小学生のころ野球を始めた。幼いころ右手に大けがを負ったことで、左手でボールを投げて打つことになった。身長181センチという当時としては大きな体格と、生まれ持った正確な打撃を武器に学生時代から頭角を現し、1959年に東映フライヤーズ(現北海道日本ハムファイターズ)のユニホームを着てデビューした。
入団してすぐにパリーグ新人王を受賞した張氏は、1976年に読売ジャイアンツに移籍し、本塁打王の王貞治と強力な「O-H打線」を形成した。その後、ロッテ・オリオンズを経て1981年まで23年間、2752試合で打率3割1分9厘、504本塁打という記録を残した。通算試合数と打率は歴代3位、本塁打は歴代7位だ。特に3085本の安打をマークし、現在もNPB最多安打記録を保持している。
張氏は在日韓国人という不利な立場にも屈することなく、NPBを代表する伝説的な打者として君臨した。張氏の功績は韓国国内でも早くから知られ、1980年に体育勲章「猛虎章」、2007年に国民勲章「無窮花章」を受章した。引退後はしばらく指導者を務めた後、1982年からは日本のTBSで解説者としても活躍した。
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