大規模な寄生虫感染拡大との関連が指摘されている米農産物供給会社「テイラーファームズ」。[AFP=聯合ニュース]
3日(現地時間)、AP通信によると、米ミシガン州保健福祉局はこの日、サイクロスポラ症に関連する米国内初の死亡事例が確認されたと発表した。
死亡したのは2人で、いずれも基礎疾患を抱えていた。このため、感染後に腸疾患や脱水症状の影響を受けたものとみられている。
サイクロスポラ症は、病原体に汚染された水や果物、野菜などを摂取することで感染する腸の感染症だ。
約1週間の潜伏期間を経て、下痢や食欲不振、吐き気などの症状が現れ、微熱や嘔吐を伴うこともあるが、一般的には命に関わる病気ではない。
ミシガン州保健当局も、サイクロスポラ症は通常は致命的な病気ではなく、今回の死亡事例は異例のケースだとしている。
今年の夏、米国ではサイクロスポラ症の大規模な感染拡大が発生し、米食品医薬品局(FDA)と米疾病対策センター(CDC)が調査を進めている。
CNNによると、これまでに感染例は1万8000件報告され、このうち1万1500件については米国内での感染かどうかを確認するための検査が行われている。
ミシガン州では状況が特に深刻だ。これまでに1万1234件の感染例が報告され、入院患者は193人に上っている。
テイラーファームズを通じて流通したアイスバーグレタスが感染源として指摘され、対象製品はリコールされた。
この記事を読んで…