テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が4月29日に行われたオープンAIの営利法人転換をめぐる裁判に出席するため裁判所に入っている。[写真 ロイター=聯合ニュース]
米フォーブスによると、27日午前にマスク氏の資産規模は6957億ドル(約113兆9487億円)と集計された。
これはスペースX上場後の株価急騰により先月16日に記録した最高値である1兆4500億ドルの半分にも満たない規模だ。マスク氏の資産が7000億ドルを下回ったのは昨年12月18日から7カ月ぶりだ。
マスク氏は人類で初めて資産1兆ドル以上の「兆万長者」となり勢いに乗っていたが、最近スペースXとテスラの株価がともに下落し資産も大幅に減少した。彼は最近Xに「元兆万長者」という自嘲混じりの投稿をしたりもした。
資産減少の最大の背景はスペースXの株価急落だ。マーケットウォッチによると、スペースXの株価はこの日午前、前営業日より4%安の108.66ドルを記録し上場来安値水準まで落ちた。公募価格である135ドルより約20%低く、先月記録した取引中最高値225.64ドルと比較すると52%の急落だ。
24日に超大型ロケット、スターシップの13回目の試験飛行で1段目のスーパーヘビーブースターがエンジン再点火に失敗して海に墜落した点が投資心理を萎縮させたと分析される。
市場では来月4日に予定された上場後初の業績発表と6日に予定された内部者保有株式保護の解除も株価に負担として作用するとみている。
マスク氏は火星の植民地と宇宙データセンターなど大規模未来事業を提示したが、現在まで安定した収益を出す事業は衛星通信サービスのスターリンク程度にとどまっている点も投資家の懸念を広げている。
モトリーフールのアナリスト、デビッド・マイヤー氏は、「投資家が財務諸表を検討した後、スペースXが過度に危険だと判断できる」と話した。
テスラもやはり期待に沿わない業績の余波で株価下落傾向が続いた。
テスラの株価は23日の4-6月期業績発表後に15%急落し、この日午前には307.92ドルで取引され下げ幅をさらに広げた。年初と比較すると30%下落し、この1年間の上昇分をすべて返却した。
車両販売は増えたが価格引き下げと営業費用増加の影響で純利益は前年同期より5%減少した11億1400万ドルにとどまった。市場見通しである13億ドルを大きく下回り投資家の失望が広がった。
ドイツ銀行はこの日、テスラの目標株価を465ドルから420ドルに引き下げた。
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