25日(現地時間)、ロシア軍の空爆を受けたウクライナ南東部ザポリージャの郵便仕分けセンターで、消防隊員が消火活動を行っている。AP=聯合ニュース
ゼレンスキー大統領は同日、X(旧ツイッター)で「ロシアは6月から(ウクライナとの)国境地域であるボロネジで北朝鮮軍の受け入れ準備を進めている」として、具体的な状況を公開した。また、北朝鮮が弾道ミサイル発射台もロシアへ追加で送る準備を進めていると主張した。
北朝鮮の追加派兵説は、朝ロ首脳会談の日程を調整している局面から出てきた。崔善姫(チェ・ソンヒ)外相は18~20日にロシアを訪問してプーチン大統領らと会談した。この際、金委員長の訪問日程や追加派兵を含む首脳会談の議題について協議が行われた可能性がある。
ただし、金委員長が従来の約1万4000人を大きく上回る兵力を追加派兵する決断を容易に下すことは難しいとの見方もある。現在まで、プーチン大統領による「派兵の見返り」が十分に履行されていないためだ。韓国の国家情報院は昨年9月、朝ロ首脳会談に関連し、「北朝鮮は十分な見返りを受け取っておらず、不満を抱いている」と国会に報告した。既存の精鋭戦闘部隊ではなく、民間の建設労働者など復興要員を派遣する形であれば実現する可能性があるとの見方もある。
一方、このような状況で追加派兵が現実となれば、それ自体がプーチン大統領が金委員長を説得できるほどの相当な経済的・軍事的見返りを約束したことを意味すると解釈できる。これは韓半島(朝鮮半島)の安全保障上の脅威にも直結する。梨花(イファ)女子大学の朴元坤(パク・ウォンゴン)教授は「今回追加派兵が実現すれば、北朝鮮は核・ミサイルなど中核的な軍事技術をこれまで以上に強く要求し、ロシアがそれを提供する余地が大きくなることを意味する」と述べた。
この記事を読んで…