オマーン側から見たホルムズ海峡を航行する船舶。ロイター=聯合ニュース
UKMTOによると、この船舶は25日(現地時間)、オマーン・ダヒト港の南東約7.5カイリの海域で、右舷に飛翔体の直撃を受けたと通報した。船橋に損傷が確認されたものの人的被害はなく、関係当局が調査を進めているという。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、米政府高官2人の話として、イラン革命防衛隊(IRGC)が一方向攻撃型の自爆ドローンを発射し、この船舶を攻撃したと報じた。ロイター通信も複数の米当局者の話として、今回の攻撃はイランによるものだと伝えた。
英国の海洋危機管理会社バンガードと海運関係筋によると、この船舶はシンガポール船籍のコンテナ船「エバー・ラブリー」だ。ただし、船主である台湾のエバーグリーンは、この件についてコメントしていない。
WSJは、エバー・ラブリーがイラクで貨物を積載した後、ペルシャ湾内に足止めされていたが、ホルムズ海峡の通航を試みたと伝えた。また、他の船舶3隻もエバー・ラブリーに続いていたが、イラン側は警告なしに攻撃したと伝えた。
これに先立ち、IRGCは同日、イランが指定した航路を通航する場合にのみ安全な航行が可能であり、これに従わない船舶に対しては対応措置を取ると表明していた。
また、イラン政府がホルムズ海峡の通航管理のために設立したペルシャ湾海峡庁(PGSA)も、X(旧ツイッター)で「当局が指定した区域外の航路を通航する場合、安全は保証できず、保険適用や関連する補償責任の対象からも除外される」と言及した。
貨物船が攻撃を受けたことを受け、国際海事機関(IMO)は24日に発表したホルムズ海峡からの船舶・船員避難計画について、わずか1日で暫定的に中断すると明らかにした。
これに先立ちIMOは、数百隻の船舶と約1万1000人の船員をホルムズ海峡から退避させる作戦に着手し、そのためにオマーンが臨時の通航路を提供すると発表していた。
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