キア・スターマー首相。[EPA=聯合ニュース]
英紙オブザーバーとガーディアンは21日、スターマー首相が22日に辞任の意向を表明し、秩序ある退任手続きを提示すると予想されると報じた。オブザーバー紙は、スターマー首相に近い労働党関係者の話として、「(スターマー首相は)責務と品位を守りながら、慎重かつ時間をかけた手続きを踏むだろう」と伝えた。この関係者は「スターマー首相は現実を直視したようだ」とした上で、「このまま首相の座にとどまっていても、もはや混乱は防げないため、残された選択肢は一つしかない」と語った。ただし、首相府は公式には辞任説を否定している。
スターマー首相は、経済政策の失敗や地方選挙での惨敗に加え、性的搾取犯罪者ジェフリー・エプスタインと親交があったとされるピーター・マンデルソン元上院議員を駐米大使に任命したことをめぐる論争などにより、辞任圧力を受けてきた。今月11日にジョン・ヒーリー国防相が、長期国防投資計画の発表延期をめぐって首相を厳しく批判し辞任したことも打撃となった。
ガーディアンは「スターマー首相に友好的だった閣僚たちでさえ、退任時期の提示を求めている」と伝えた。次期労働党党首兼首相候補としては、19日の補欠選挙で下院議員に復帰したグレーター・マンチェスター市長のアンディ・バーナム氏の名前が取り沙汰されている。
この記事を読んで…