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トランプ氏、ネタニヤフ氏に「完全に狂っている」と激怒…終戦交渉の最大の火種となったレバノン

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2025年12月29日(現地時間)、米フロリダ州パームビーチで向き合うドナルド・トランプ米大統領(右)とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相。[ロイター=聯合ニュース]

ドナルド・トランプ米大統領が、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に対し、罵倒を交えながら激怒していたことが明らかになった。ネタニヤフ首相が最近、レバノン国内の親イラン武装組織ヒズボラを狙った空爆を拡大したことで、イランとの終戦交渉が揺らぎ始めたため、強い不満を示したという。

米メディアのアクシオスは1日(現地時間)、「トランプ大統領はこの日、イスラエルによる対レバノン軍事行動の拡大をめぐり、ネタニヤフ首相に罵倒を交えた激しい電話をした」と報じた。アクシオスによると、トランプ大統領は米東部時間のこの日午前、イランメディアが「イスラエルによるレバノン攻撃を理由に、米国との終戦交渉を中断する可能性がある」と報じたことを受け、ネタニヤフ首相に電話をかけた。


トランプ大統領は電話会談で、ネタニヤフ首相に向かって「お前は完全に狂っている(You are fucking crazy)」と述べ、恩知らずだと非難した。そして、レバノンの首都ベイルートを標的としたイスラエルの空爆計画を中止させた。また、ネタニヤフ首相に対し、「ベイルートへの爆撃を実際に実行すれば、イスラエルは国際社会でさらに孤立することになる」と警告したとされる。これまでイスラエルは人口密集地域であるベイルートへの空爆を自制してきたが、先月28日に3週間ぶりに空爆を再開した。最近では、これをさらに拡大しようとする動きもあった。


トランプ大統領は電話会談で、ネタニヤフ首相の汚職疑惑をめぐる裁判を念頭に置いた発言も繰り出した。「私がいなければ、お前(ネタニヤフ)は刑務所に入っていただろう」とし、「私がお前を救ってやった」と語った。ネタニヤフ首相は2019年に収賄などの汚職容疑で起訴され、現在も裁判を受けているが、トランプ大統領はネタニヤフ首相の恩赦を求めてきた。

トランプ氏はさらにネタニヤフ首相に対し、「いったい何をしているんだ?(What the fuck are you doing?)」と怒鳴ったと、電話会談の内容について報告を受けた関係者の話としてアクシオスは伝えた。

アクシオスは、「トランプ氏の怒りは、ネタニヤフ首相がレバノンで緊張を高めることで、自身が進めているイランとの終戦交渉を台無しにする危険を招いたと判断したことに由来する」と分析した。電話会談後、トランプ氏はトゥルース・ソーシャルに「イランとの交渉は非常に速いペースで進み続けている」と投稿した。

一方、ネタニヤフ首相は声明で、「ヒズボラがイスラエルへの攻撃をやめないのであれば、イスラエルはベイルートの標的を攻撃し、それまではレバノン南部での作戦を継続するとトランプ大統領に伝えた」とし、「われわれの立場に変わりはない」と述べた。ただし、アクシオスは米政府当局者の話として、「実際の状況は異なっていた」と伝え、「トランプ氏は電話会談でネタニヤフ氏を完全に圧倒した」と報じた。ネタニヤフ首相は電話会談で、「分かった。ただ、すべての問題が適切に処理されるようにしてほしい」と述べたとされる。



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