トランプ米大統領が13日(現地時間)、メリーランド州アンドルーズ空軍基地で大統領専用機に搭乗する前、記者らと対話している。[AP=聯合ニュース]
CNNはこの日、「トランプ大統領は今回の戦争を大成功だと強調し、いつでも勝利を宣言できると示唆したが、戦争が始まって2週間が経過した現在、政府は複雑化しているこの戦争をどう終わらせるか明確な戦略を提示できずにいる」と指摘した。圧倒的な火力を前面に出した空襲は全般的に成功したが、イラン政権を屈服やイラン戦闘部隊の降伏を引き出せるというトランプ大統領の高い期待値には及ばなかったという中間評価だ。
◆ロイター「米国、中東国家の仲裁提案を拒否」
激しい対決の中、戦争が予想より長くなるという懸念が強まっている。トランプ政権はオマーンなど一部の中東国家の仲裁提案を拒否したと、ロイター通信がこの日報じた。オマーンは開戦前に米国とイランの間を行き来しながら核交渉を仲裁した国だ。しかし米国は交渉に関心がないという立場を明らかにしたという。イランも米国とイスラエルの空襲が終わるまで、いかなる休戦の可能性も拒否するという立場を示したと、ロイターは伝えた。
トランプ大統領はこの日、NBCの電話インタビューで、現時点で終戦交渉をする考えがないことを明確にした。トランプ大統領は「イランは交渉を望むが、条件がまだ十分でないため私は望まない」とし「いかなる条件でも確実でなければいけない」と述べた。具体的な交渉条件は明らかにしなかった。
◆トランプ大統領「条件はまだ十分でない…交渉を望まない」
イランの新最高指導者モジタバ師については「彼が生きているのかさえも分からない。今まで誰も彼を見せていない」とし「生きているとすれば、祖国のために賢明なことをするべきだ。それは降伏だ」と話した。米軍がイラン政権の経済的生命線と呼ばれる核心石油輸出基地カーグ島を狙って大規模な精密打撃をしたことに関しては「我々はカーグ島を完全に破壊したが、面白半分(just for fun)であと数回攻撃するかもしれない」と語った。中東地域の軍事作戦を管轄する米中央軍司令部は前日夜、米軍がカーグ島の90以上の軍事目標物を打撃したと発表した。
CNNとウォールストリートジャーナル(WSJ)など海外の報道を総合すると、今回の戦争は開始前から参謀陣の懸念があったが、トランプ大統領の「決断」に基づき強行された状況が明確になっている。
ひとまずホワイトハウスは「トランプ大統領が戦争のリスクを十分に認知した状態で下した決定」と説明している。ホワイトハウスのレビット報道官は「トランプ大統領はさまざまなリスク要素について十分に報告を受け、それでもイランとの戦争を敢行する価値があると判断した」とCNNに話した。
トランプ大統領はイランの最高指導者アリ・ハメネイ師を除去すれば別の強硬派指導者が出てくる可能性が最も高いという点の報告を受け、イランの大規模報復の可能性とホルムズ海峡封鎖の可能性についてもブリーフィングを受けたという説明だ。
トランプ大統領が軍事作戦を決定することになった背景には、過去の経験も影響を及ぼしたと、CNNは報じた。1期目だった2020年のイスラム革命防衛隊(IRGC)傘下コッズ部隊司令官カセム・ソレイマニ暗殺当時や昨年6月の核施設空襲当時、イランの反撃は軽微であり、年初の反政府デモと政府の流血鎮圧事態でイラン体制がいつよりも弱まったと判断したということだ。さらに1月にあったベネズエラのマドゥロ大統領追放作戦の成功経験が重なり、トランプ大統領がより一層の自信を得たという分析だ。
「ハメネイ師殺害ですべて終わると思った」…米国、出口見えないイラン戦争(2)
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