珍道郡の金希洙郡守。[ユーチューブ キャプチャー]
道は7日、報道官名義の謝罪文で「在韓ベトナム大使館とベトナム政府、深く傷ついたベトナム国民と女性に心から頭を下げ謝罪する」と明らかにした。
道は「質疑過程で出てきた『輸入』などの表現は人の尊厳性を傷つけ女性を道具化するもので、いかなる脈絡でも決して正当化できない」と謝った。
続けて「全羅南道がこれまで指向してきた人権尊重、男女平等、多文化包容の価値と真っ向から反するもの。ベトナムは全羅南道に格別の意味を持つ国だ。すでに多くのベトナム出身道民が全羅南道に定住しわれわれの共同体の大切な一員として暮らしている」とした。
道は「今回のことを契機に社会全般に対する人権・性認知感受性と多文化理解教育を大幅に強化したい。特に公的発言が持つ責任と重さをすべての公職者の胸に深く刻むようにし、いかなる状況でも差別的言動が再発しないよう内部点検と予防体系を徹底的に立てたい」と強調した。
議論を呼んだ発言は4日に全羅南道の海南(ヘナム)文化芸術会館で開かれた光州(クァンジュ)・全南(チョンナム)行政統合タウンホールミーティングで出てきた。
珍道郡の金希洙(キム・ヒス)郡守は人口消滅対応と関連した質疑に答える過程で「スリランカやベトナムの若い娘を輸入して農村の未婚男性と結婚させるなど特別対策を出さなくてはならない。人がいないのに産業だけ生かそうとしてもうまくいかない」という趣旨の発言をした。
論議が起きると金郡守は5日に謝罪文を出し「労働力不足がとても深刻な農漁村に外国人労働力を流入し未婚の農漁村地域男性の結婚を奨励して農漁村の持続可能性を高めようと外国人未婚女性の流入を増やすべきという発言をしようと思ったが、発言する過程で『輸入』という単語を誤って選択し不適切な発言をする失敗をした」と明らかにした。
彼は「本来の意図とは違い誤解を招く用語だったことを明確に認識している。これに対し深刻な遺憾を示すとともに、この表現を正したい」と明らかにした。
金郡守は「発言の趣旨は特定の国や個人を下に見たり対象化しようとするものでは全くなく、結婚移住女性と移住民を社会構成員として尊重し安定した定着と地域共同体の形成を制度的に支援しなければならないという問題意識にあった」と繰り返し謝罪した。
在韓ベトナム大使館はこうした議論と関連し全羅南道知事と珍道郡守に公式書簡を発送し深い遺憾を表明した。
大使館はこの発言がベトナム女性の尊厳を傷つけ両国間の友好関係に否定的影響を及ぼしかねないとし、責任ある措置と再発防止を要求したという。
この記事を読んで…