トランプ米大統領が昨年10月15日、ホワイトハウスのイーストルームで開かれた舞踏会晩餐でアーチ記念物模型を持っている。 [ロイター=聯合ニュース]
ワシントンポスト(WP)は先月31日(現地時間)、「トランプ大統領はポトマック川を見渡せる高さ250フィートの構造物(凱旋門)に執着している」とし「これは、建設計画には賛成したもののはるかに小さな規模を予想した建築専門家らを驚かせた」と報じた。WPは関係者を引用し、「トランプ大統領は昨年165フィート(約50メートル)、123フィート(約37メートル)の高さも検討したが、最も大きな案を好んだ」とし「彼は『250周年には250フィートが最もふさわしい』と主張したりもした」と伝えた。ワシントン凱旋門建設事業は今年の米国建国250周年を記念してトランプ政権が推進中の核心事業の一つだ。
トランプ大統領の構想に基づいてワシントン凱旋門が建てられる場合、これは70フィート(約21メートル)規模のホワイトハウスと100フィート(約30メートル)のリンカーン記念館を上回る超大型構造物となる。トランプ政権はこの凱旋門を米国の歴史を称える愛国的ランドマークとして活用する計画だ。トランプ大統領は昨年12月、米政治専門メディアのポリティコのインタビューで「2カ月以内に(工事が)始まる」とし「とても立派なものだ。誰もが好む」と話した。
ただ、一部の専門家らは凱旋門の規模が周辺の他の記念物の景観を損なうと懸念している。凱旋門はワシントンの代表的な観光名所のリンカーン記念館とアーリントン国立墓地近隣のメモリアルサークル(Memorial Circle、アーリントンメモリアルブリッジ西端のロータリー交差点)付近に建設されると予想される。美術評論家ケイツビー・リー氏はWPに「その場所にそのような大きなアーチは合わない」とし「それほどの大きなアーチを建てるのなら他の地域がよい」と述べた。
カルダー・ロス元バージニア州歴史資源局首席建築史学者は「規模があまりにも大きい」とし「アーリントンハウス(アーリントン国立墓地の最も高いところに位置した建築物)が見えなくなるかもしれない」と指摘した。また「アーリントン国立墓地からポトマック川の向こう側にリンカーン記念館を眺める景観も変わる」と懸念を表した。一部では交通量が多いロータリー交差点の特性上、歩行者接近性に問題が生じるという指摘もある。
ホワイトハウスはまだ確定した最終計画を公開していない。WPは「凱旋門の建設はいくつか審議委員会を経る」とし「ワシントン記念物関連法に基づき議会の承認が必要な場合もある」と説明した。
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