7日、KOSPI(韓国総合株価指数)は前日比0.92%上昇し、3227.68を記録した。写真は同日、ソウル中区会賢洞(チュング・フェヒョンドン)にあるウリィ銀行本店のディーリングルーム。[写真 ウリィ銀行]
7日、韓国金融監督院が発表した「外国人証券投資動向」によると、今年7月末時点で外国人が保有している国内上場株式(KOSPI+KOSDAQ)は921兆6090億ウォン(時価総額)となった。全体時価総額の27.7%に当たる。昨年末(673兆7470億ウォン)と比較すると37%増加し、過去最大となった。
7月、外国人は決済ベースで3兆4110億ウォンの韓国株を買い入れた。今年5月(2兆100億ウォン)と6月(3兆760億ウォン)に続き、3カ月連続の純買い越しとなる。今年4月まで9カ月連続で韓国株を売り続けていた外国人の“ショッピングリスト”が変わった。
純買越額を国別で見てみると、7月は米国が2兆4800億ウォンで最も多かった。続いて、「タックスヘイブン三兄弟」と呼ばれるアイルランド(7650億ウォン)、ルクセンブルク(7000億ウォン)、ケイマン諸島(6800億ウォン)などの順となった。
これについて市場専門家は、新政権の株式市場活性化政策への期待とドル安による非米資産への選好傾向が重なった結果だと分析する。外国人の需給から力を得て、KOSPIは今年に入って7月末(3245.44)までに35.26%上昇した。韓国取引所によると、主要20カ国・地域(G20)の代表的な指数の中で、KOSPIが今年の上昇率1位となった。
しかし、外国人の「バイ・コリア」が「3カ月天下」で終わるかもしれないという懸念も高まっている。7月31日に韓国政府が発表した税制改編案の余波が続いているためだ。韓国政府は、株式譲渡所得税の大株主基準を50億ウォンから10億ウォン以上に強化すると発表した。配当所得分離課税の最高税率や証券取引税率の引き上げ案なども、投資心理を冷やす要因として作用した。
7日(現地時間)、ロイターによると、グローバル投資銀行(IB)各社は、今回の税制改編案が韓国株式市場のディスカウント(過小評価)解消に取り組む政府の努力とは逆行する政策だと批判した。JPモルガンは「改編案は市場の期待に及ばなかった」とし、「韓国企業の業績改善や追加的な資金流入があってこそ、株価の再評価が可能になる」と指摘した。シティバンクも8月3日の報告書で、「最近のKOSPIは株式市場活性化対策への期待で上昇していたため(今回の対策の影響によって)追加下落の可能性がある」と警告した。
実際、政府の税制改編案が発表された翌日(1日)、外国人はKOSPI株式を1日で6540億ウォン売り越した。その日はKOSPIが4%近く急落した。現在、税制改編案に関連する国内外投資家の反発が大きくなっており、与党指導部の中からは一部「再検討」の可能性も示されている。
一方、外国人の純買い越しが当面続くと見る専門家もいる。iM証券のエコノミスト、パク・サンヒョン氏は「外国人資金は一度流入し始めると、傾向として1年近く続くことがある」とし「この時に政府が韓国企業の将来成長動力を強化し、企業業績を改善できる政策を打ち出せば外国人資金の流れはそう簡単に変わらないだろう」と述べた。
一方、外国人は国内債券市場でも6カ月連続で純投資している。金融監督院によると、7月末時点で外国人の債券保有残高は307兆7410億ウォンに達した。これに上場株式を加えると、外国人の全体投資規模(株式+債券保有額)は7月末基準で1229兆3500億ウォンにのぼり、過去最大規模となる。
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