韓国外交部。[写真 ニュース1]
韓国外交部は7日、「ホンジュラス政府は該当人物を召還し責任を問うための法的手続きを開始した。韓国の法と規律を完全に尊重するという立場を公式に表明した」と明らかにした。
ホンジュラスの外交官だった男は6月19日午前、釜山(プサン)の地下鉄車内韓国人男性に対する強制的な身体接触と、小競り合いの末に暴行した容疑を受けている。
ソウルの駐韓ホンジュラス大使館に勤務していた男は出張のため釜山を訪れており、事件当時は泥酔状態だったという。
事件直後にホンジュラス政府は男の外交官免責特権を剥奪し韓国で取り調べできるようにするという報道が出ていた。
その後、釜山の海雲台(ヘウンデ)警察署は男が免責特権を行使した後に出国しており、男の事件を近く公訴権なしとして終結する予定だと明らかにしていた。
ホンジュラス政府は男を召還し自国の法律に基づいて処罰する意思を明らかにしたという。
韓国外交部は「ホンジュラス政府は事件の深刻性を重く認識しており、速やかに該当人物の職位解除と今後の措置計画を発表した。在韓公館と職員に徹底した国内法順守を求めている」と明らかにした。
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