2024年10月25日、テキサス州ヒューストンのシェル・エナジー・スタジアムで開かれた民主党大統領候補だったカマラ・ハリス氏(左)の遊説中に歌手のビヨンセさん(右)がハリスと挨拶を交わしている。[写真 AFP=聯合ニュース]
この日、トランプ氏はトゥルース・ソーシャルに投稿したコメントで、大統領選挙の時に民主党候補だったハリス氏を支持し、最近海外公演で自身の批判した歌手ブルース・スプリングスティーンさんをはじめ、歌手ビヨンセさん、U2のボノさん、放送人のオプラ・ウィンフリー氏などを名指しながらこのように明らかにした。
トランプ氏は「カマラ・ハリスは選挙運動中にスプリングスティーンの中身のない公演にお金をどれだけやったのか」とし「もしやつがハリスのファンならなぜ金を受け取ったのか」と反問した。
続いて「報道によると、ビヨンセは舞台に上がってハリスを支持する見返りに110万ドル(約1億6000万円)を受け取った」とし「彼女はたった1曲すら歌わなかったという理由で激しいヤジを受けて舞台から降りていった」と話した。
また「候補が公演の対価に偽装して、支持宣言に対価を支払うことは許されないのに、カマラはそうした」とし「これは(平素には)あまりいなかった(遊説)観衆を増やすための非常に高額で切迫した試みであり不法」と主張した。
トランプ氏は「これは最高水準の不法選挙詐欺であり不法選挙寄付」とし「私はこの問題に対する大規模な捜査を要請する」と付け加えた。
しかしトランプ氏はこのような主張に対していかなる証拠も提示しなかった。
トランプ氏のこのような投稿は、ハリウッドをはじめ米国芸能界からトランプ政府に対する批判的発言が続く状況から出た。
これに先立ち、スプリングスティーンさんは最近英国公演でトランプ政府に対して「腐敗して無能で反逆的な政府」と批判し、彼のこのような発言はSNSなどを通して拡散した。
民主党のために選挙運動をしたハリウッドのベテラン俳優ロバート・デニーロさんも最近フランスのカンヌ国際映画祭でトランプ氏を批判した。
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