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1日だけ休んで104日間働いた中国の30代会社員、結局死亡

ⓒ 中央日報日本語版

資料写真[Pixabay]

​中国のある30代の男性が104日連続で勤務し、1日しか休めなかった後に死亡し、裁判所が会社側に40万元(約805万円)を補償するよう判決した。

6日(現地時間)、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、昨年2月、中国人30代の男性Aさんはある会社と勤労契約を結び、浙江省周山のプロジェクト現場で勤務した。

​2023年2月から5月までAさんは104日連続で働き、4月6日に一日だけ休んでいたと伝えられた。その後、Aさんは5月25日、体調が悪く病気休暇を取り、容態が急激に悪化した。Aさんは病院に運ばれたが、6月1日に結局死亡した。


​家族らは、元気だったAさんが突然死亡したのは過労によるものだとし、Aさんの会社を相手取って訴訟を起こした。会社側は「仕事の量は消化できる水準だった」とし、「Aさんの超過勤務は自発的であり、Aさんが亡くなった理由はすでに持っていた健康問題のためだった」と反論した。

​1審裁判所によると、Aさんは肺炎球菌感染による敗血症および多臓器不全によって死亡したという。中国の裁判所は「該当疾病は基礎疾患ではなく、主に冬、春またはインフルエンザが発生しやすい急性疾患」とし「患者の免疫力が弱く、または細菌毒性が強い場合、感染に脆弱だ」とした。

​また「Aさんの勤務日誌を調査した結果、昨年2月から昨年5月初めまで、4月6日のたった一日を除いて104日間働いた」とし、「会社が労働法関連規定に違反したことが明白だ」と指摘した。

​裁判所は39万人民元の補償と遺族に対する精神的被害1万人民元など計40万人民元の補償を決定したという。



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