主要７カ国（Ｇ７）外相らが、北朝鮮の偵察衛星の打ち上げを非難する声明を出した。

２２日、日本外務省が配布した共同声明によると、Ｇ７外相らは「北朝鮮の弾道ミサイル技術を使った発射を最も強力な言葉で非難する」とし、「地域内外の平和と安定に重大な脅威をもたらす」と指摘した。

また「たとえ軍事偵察衛星だといっても弾道ミサイル技術を使った発射は国連安全保障理事会決議に対する明白な違反」と明らかにした。北朝鮮は２１日夜、軍事偵察衛星１号機「万里鏡（マンリギョン）１号」を北西部東倉里（トンチャンリ）で弾道ミサイル技術を活用して軌道に進入させたと明らかにしている。


Ｇ７外相らは「ロシアに対する北朝鮮の兵器移転に対する非難も改めて表明する」とし「北朝鮮に対する核および弾道ミサイル関連技術の移転可能性も深く懸念している」と強調した。

また、「韓半島（朝鮮半島）の完全な非核化を再度求める」と述べ、国連安保理決議によって完全かつ検証可能で不可逆的な方法で核兵器やその他の大量破壊兵器および弾道ミサイル計画を放棄することを北朝鮮に求めた。