韓国人２人を含む薬物事犯１８人がベトナムで麻薬密売の疑いで死刑が言い渡された。

１３日、現地メディアのＶＮエクスプレスによると、前日、ホーチミン家庭青少年裁判所はＡ氏とＢ氏など韓国人２人と中国人Ｃ氏とベトナム人など計１８人に死刑を言い渡した。




彼らは計２１６キロ相当の麻薬類を流通した疑いで起訴された。

Ａ氏は２０００年から１６年間、出入国関連法を違反して韓国で６回収監されたことがある。その後、２０１９年にベトナムに定着した後、韓国に花崗岩を輸出する事業を展開してきたが、２０２０年初めに中国人Ｃ氏に会って麻薬流通を始めた。Ａ氏は韓国の刑務所で知り合ったＢ氏を呼び入れた後、恋人とともに犯行に加担した。

彼らは２０２０年７月にカッライ港から韓国に船積みする花崗岩板に麻薬類を隠して現場で公安に逮捕された。公安は逮捕過程で、メタンフェタミン（ヒロポン）などが入ったビニール袋を４０個ほど押収した。

調査の結果、彼らはカンボジアからホーチミンに麻薬を持ち込み、ほとんどの物量は現地で流通し、一部は韓国に送ったことが分かった。

ベトナムで麻薬類を持ち込んで摘発されれば、２年以上の懲役刑が言い渡される。特に、ヘロイン６００グラム以上、または２．５キロを超えるヒロポンを所持したり密搬入したりして摘発されれば死刑に処される。

昨年、ベトナムで麻薬犯罪で死刑が言い渡された人は１００人を超える。