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ウクライナ戦で指揮官3人射殺…「怒ったプーチン、将軍8人解任」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

プーチン大統領

ロシアのプーチン大統領が短時間でウクライナ軍を制圧し占領できなかった責任を問い、軍将軍級高官8人ほどを解任したとの報道が出てきた。

英ザ・タイムズやデイリーメールなどが12日に伝えたところによると、ウクライナ国家安全保障会議(NSC)のダニロフ議長はウクライナ国営テレビとのインタビューで「奇襲的な全面侵攻を通じ開戦から2~3日でウクライナの首都キエフなどを速やかに占領しようとしていたロシア軍の戦略がウクライナ軍の頑強な抵抗を受け事実上失敗した。この過程で腹を立てたプーチン大統領が最高位級将軍8人を電撃的に解任する措置を下した」と説明した。

これに先立ちロシアは先月24日にウクライナへの侵攻を開始してから攻勢を強めているがキエフを占領できずにいる。この交戦過程でロシア軍は3人の指揮官を失ったりもした。ロシア政府は彼らの死亡を確認していないが、西側関係者はコレスニコフ少将を含む3人の死亡を確認したと外信は伝えた。


ダニロフ議長は「プーチン大統領が短期戦を予想してまとめた戦略を全面修正した。ロシアが切迫した状況に置かれたという証拠だ。今後もロシアが望む結果は見られないだろう」と強調した。

このほかにもザ・タイムズによるとウェブサイト「アゲントゥラ」のアンドレイ・ソルダトフ編集長はセルゲイ・ベセダ連邦保安局(FSB)第5局長、アナトリー・ボリューフ副局長が逮捕され自宅軟禁中という事実を把握した。

FSBはロシア最高の情報機関だ。前身が世界最高の情報機関に挙げられる旧ソ連のKGBだ。プーチンは1998年にこの機関の局長を務めている。

アゲントゥラはロシア最高の情報機関であるFSBなどロシア機関の活動を追跡するウェブサイトだ。

ソルダトフ編集長はこれに先立ちFSBが戦争前にロシアのウクライナ侵攻は現地で大衆的歓迎を受けるという誤った情報を提供し、ウクライナの抵抗の強さに関しても誤った判断を下したことが今回の戦争でのロシアの不振の原因になったと主張した。

ソルダトフ編集長はこうした高官級情報責任者の粛清は情報機関が提供するウクライナ関連情報が誤っていたと考えるプーチン大統領の不信が大きくなっている傍証だとし、「プーチンはついに自身が誤った方向に導かれたことを悟った」と主張した。

一方、今回逮捕されたベセダ局長が率いるFSB第5局はウクライナ情報収集の責任を負う部署だ。英国のMI5と同様にFSBは公式には国内情報を担当するが、1990年代末にプーチン大統領がFSB局長だった当時に旧ソ連構成国に対する情報活動を目的に第5国が設置された。



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