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【コラム】病んだ先進国と疾病認識不能症=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
1990年代初中盤まで、韓国では多く学んだ人ですら外国をよく知らなかった。1989年まではインターネットどころか海外旅行も自由でなかった。共産主義国から聞こえてくる便りはほとんどなく、資本主義陣営で発行した雑誌も検閲を経て入ってきた。受け取ってみれば墨塗りされていたり破られたページがあった。

すべての国境が海や鉄条網で閉ざされ事実上の島国である土地で、その時代に多くの韓国人にとって先進国は文字通り想像の空間だった。韓国人は自分たちの社会制度、文化水準、市民意識と国民性をその仮想の風景と比較して根拠のない自負心を感じたり劣等感に包まれたりもした。

欧州をしっかりと経験して帰ってきた人は極めて珍しく、米国は韓国とあまりに違った。それでも韓国人が横目で簡単に観察できた先進国は日本だった。日本を学ばなくては、日本ではこのようにしない、日本はとても通りがきれいだ、日本の小学生は冬でも半ズボンを着る、日本人は約束を守る、しかし日本のやつらは表と裏がある、とんでもないやつらだ…。

日本に行ってきた人々は「象印炊飯器」を前に置いてそんな話をしたりした。1990年代まで日本は愛憎のロールモデルだった。成功は成功として、失敗は失敗として韓国社会に与える教訓だと考えた。観淫症的な視線で彼らの弊害を話したりもした。韓国と似ている部分も多いが、どうもあいつらの文化はちょっと変態っぽい。これが大体の認識だったようだ。

そんな幼いころに伝え聞いた日本の流行の中で当時特に理解されなかったものが2つあった。ひとつはブランド品に熱狂する姿だった。富裕層ではない平凡な会社員でさえシャネルやグッチなどの高級ブランドのぜいたく品を何点も持っているといった。集団主義の雰囲気の中でそうした物でたわいのない注目を受けようとする個人の欲望というような解釈がともなった。

もうひとつは10代の女性アイドルを追いかける中年男性ファンだった。甥っ子、いや子どもの年齢である芸能人のコンサート会場で歓呼する日本のおじさんたちの話を聞けばばかにしたくもあり鳥肌が立ったりもした。どう見ても音楽ではなくその少女の身体に熱狂していた。大きくなった大人たちがなぜそうするのか。恥ずかしくもないのか。

30年近く歳月が流れて、2つの風景はもう韓国でも見慣れないものではない。うむ、いまの韓国の方がもっとひどいのではないかと思う。ガールグズループとボーイズグループのメンバーに「朝貢」を捧げるおじさんファンにおばさんファン。寒波の中で百貨店名品館の前で明け方から列を作り開店と同時に売り場に走って行く青年たち。そこにモクパンユーチューバーにすっかりはまった10代まで加えれば…。

それなりの理由がある。分析記事も出ている。いくつかの高級ブランド品は財テク手段になるといい、厳しい現実の中で消費で自身を慰めようとする心理もあるという。「オタク活動」が無味乾燥な暮らしに情熱を与えると、モクパンを見て代理満足を得て孤独さを慰めることができるともする。

しかしそのような説明が診断ではなく正当化の道具として使われると私は違和感を覚える。私が考える、より大きな真実はこうだ。韓は先進国になるにはなったが、病んだ先進国になったと。ある程度は韓国だけでなく世界の先進国がみんな同じようにバブル経済期の日本のようになっていった。資本主義社会では必然であるようだ。ひもじい精神を狙う市場ができる。

ここで過去の韓国の貧困、権威主義、家父長制を指摘して現在の姿を擁護するのは論点ずらしだ。私は韓国社会のさまざまな成就に驚嘆し喜ぶ。それとは別にいま私たちの周辺に病理現象がある。そして韓国はもう先進国であるから、見てまねるべきロールモデルがない。自分たちで道を探さなければならない。

違法ではないが望ましくない光景に対しては望ましくないと言うこと以外に別の方法はないだろう。それに対し老人くさいと指を差すのが最近の風潮のようだ。だが年を取ったからとさらに賢明になるのではないように、若いからとさらに覚めているものでもなく、新しい風習が昔のものより常に良くもない。もしそうなら歴史に退行はあってはならない。

疾病認識不能症という症状がある。精神分裂症や拒食症、両極性障害を病む人の相当数が自分が完全だと主張して治療を拒否し、そのせいで状態がさらに悪くなる。私はいま韓国社会が体験する空虚と不安にどのような病名を付けるべきかまだよくわからない。だが最小限これが健康な状態ではないことは認識すべきと感じる。

チャン・ガンミョン/小説家

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