権徳チョル保健福祉部長官が15日午後、世宗市の医療機関でモデルナワクチンの追加接種を受けている。[写真 保健福祉部]
中央防疫対策本部によると、28日0時基準で一日の新型コロナ新規感染者は3865人だった。国内での感染が3777人、海外からの入国が88人で、一日の新規感染者数が3000人台に減少したのは先月30日(3032人)以来。
最近は新型コロナの流行が落ち着き始めている。19-25日の1週間、一日平均市中感染は6101人だった。直前の週(12-18日) の6855人に比べ764人(11.1%)減少した。市中感染規模は社会的距離と追加接種の直接的な影響を受けている。
政府は今月6日、首都圏10人、非首都圏12人だった私的な集まりの人数制限をそれぞれ4人ずつ減らした後、ウィズコロナを中断した。その後18日からは「社会的距離」を適用中だ。私的な集まりの人数制限は全国共通4人に、大衆利用施設の営業時間は午後9-10時に制限した。60歳以上の高危険群の突破型感染を防ぐため3回目の接種にも集中した。
追加接種率が高まると、60歳以上の高齢層の感染が減少した。12月第1週(11月28日-12月4日)の感染者の35.8%が高齢層だったが、当時の60歳以上の追加接種率は18.1%だった。接種率が上がると、感染比率は減り始めた。12月第2週の33.5%から第3週は30.5%、第4週は25.5%に減少した。同じ期間、接種率は31.4%から69.7%に上がった。現在、該当年齢の3回目の接種率は71.6%(28日0時基準)。
しかし新型コロナ流行が収まるかどうかはまだ確実でない。寒波の影響で新型コロナ診断検査件数が減っているからだ。実際、前日(27日)の検査件数は21万8299件と、1週間前(20日)の27万8439件より21.6%減少した。同じ期間、新規感染者も5194人から3865人へと25.6%減少した。陽性率は3%台で変わっていない。
中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は「(新規感染者の発生規模は)一日の数字で一喜一憂することではない」とし「28日の感染者数が大幅に減少したのは検査件数も影響している。1週間平均を見守る必要がある」と述べた。
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