最終組立作業中のKF-X。 [写真 KAI]
この日の試製1号機出庫は、防衛事業庁とKAIが2016年1月に体系開発に着手してから5年余りの成果だ。出庫式には政府、国会、軍、企業の関係者、駐韓外交使節団、インドネシアのプラボウォ・スビアント国防相など約250人が出席する。
防衛事業庁は量産1号機を基準に国産化率65%を達成する計画だ。今後の量産過程でさらなる国産化も進める予定だ。韓国は開発完了と同時に世界13番目に国産戦闘機を開発した国となる。その後、2026-28年に追加の武装試験を行った後、2032年ごろ戦力化を完了する方針という。
防衛事業庁の関係者は「試製機の出庫は、これまで図面だけで存在していた戦闘機を実体化させ、性能を評価する段階に入るという点で、開発過程の意味のある成果」と評価した。
この記事を読んで…