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「邪悪な韓国人、日本人少女をレイプ」 米国必読書の歴史わい曲小説

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

[オンライン署名収集サイト キャプチャー]

日系米国人作家が書いた歴史わい曲小説が米国の学校で必須図書に採択され、ショッピングモール「アマゾン」でベストセラーとして販売されていることを受け、サイバー外交使節団「VANK(バンク)」は米国各州教育省に撤回を求める抗議書簡を送り国際キャンペーンも始めた。

キャンペーンは「加害者が被害者になり、強姦犯が被害者となった小説『竹林はるか遠く-日本人少女ヨーコの戦争体験記』」という文章が書かれたポスターを英語と韓国語で製作してソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に配布し、世界最大のオンライン署名収集サイト「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ」に請願する形式で展開されている。

『竹林はるか遠く-日本人少女ヨーコの戦争体験記』(原題:So Far From The Bamboo Grove)は、日系米国人作家ヨーコ・カワシマ・ワトキンズ氏が1986年出版した自伝的小説だ。第2次世界大戦が終わるごろ、11歳の日本人少女、川嶋擁子が母親と姉とともに住んでいた咸鏡北道(ハムギョンブクド)から日本に引揚げるまでの経験談と日本での苦労などを語っている。


しかし、この小説には敗戦後帰国する日本人たちが韓国人にレイプや暴行にあったとし、韓国人を邪悪な強姦犯に描写する。反面、日本人たちは鬱憤に満ちた被害者であり、戦争難民に表現している。

バンクによると、この本は過去長い間続いてきた戦争の悲惨さを生々しく描写し、文学性が優秀だという理由で米国の学校や教師、青少年のための反戦教材として使われている。6~8年生の言語・社会部門推薦図書・必読書に指定され、特に米国教師たちのための指導指針書としても紹介された。2007年在米韓国人を中心に抗議運動を展開してカリフォルニア州政府がこの本を学校から退出させたが、現在コロラド、コネチカット、ジョージア、マサチューセッツ、ネバタ、オハイオ、サウスカロライナ、ユタなど8州では依然として必須図書に採択されている。

また、オレゴン州2年制大学で英語を習う外国学生たちが使う本に活用され、ルイジアナ州の第2次世界大戦博物館では中学生に戦争に関する内容をさらに学ぶことができる本として推薦した。同時に、『竹林はるか遠く-日本人少女ヨーコの戦争体験記』は本の裏に「It’s true story of courage and survival(勇気と生き残りの実話を書いた本)」と記されており、アマゾンはこの本を「日本版アンネ・フランクの日記」として実話に基づいた小説だと広報している。

バンクは「米国をはじめとする世界の青少年が学校で東アジアの歴史と日帝強占期の韓国歴史を分からない状態でこの本を読めば、韓国人が加害者で日本人が被害者であるように歴史をわい曲したまま認識するだろう」と指摘した。

これに先立って、バンクは2日、アマゾンでこの本が販売中止になるように要請する国際請願文を投稿したことがある。該当請願は現在まで1万3500人以上のネットユーザーが参加した。



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