正確なデータを公開せず信頼不足を招いている中国産ワクチンに対する疑惑がさらに大きくなっている。中国産ワクチンを世界で最も危険だと話した中国の専門家が自身の言葉が歪曲されたとして火消しに出たが、彼の話を見ると疑問はさらに増幅されるためだ。
中国・上海のワクチン専門家、陶黎納氏は6日、自身のウェイボー(中国版ツイッター)に「中国シノファームのワクチンが73の副反応を持っている。これは世界で最も不安定なワクチン」という驚くべき書き込みをした。
中国政府が昨年12月31日からシノファームのワクチンの一般大衆向け接種を無料で実施する中で出てきた話で大きな衝撃を与えた。陶氏の主張はシノファームのワクチンの説明書に基づいたものだ。
説明書ではワクチンの副反応として73種類を列挙しているが、一般的に見られる副反応である痛みと頭痛のほか、高血圧や視力減退、味覚喪失、尿失禁のような重大な副反応もあると陶氏は明らかにした。
陶氏は「説明書を見て驚いて呼吸を整えなければならなかったほど」と話した。こうした彼の書き込みに非難があふれると陶氏は翌7日に謝罪し釈明に出た。「私の慎重さに欠ける行動に対し多くのネットユーザーと全国の人民に謝罪する」と話した。
また、自身が先月26日に1回目の接種をしたが、局部的な痛みのような小さな副反応もないとし、中国産ワクチンが外国ワクチンよりより良いと主張した。その上で「おそらく明確に説明書が誤ったのだろう」と話した。
陶氏によると、説明書には73種の不良反応を例示しているが、ここには人類の200年のワクチン史上見つけるのが難しい重大な副反応である味覚喪失、高血圧、尿失禁などを指摘しているということだ。
陶氏は謝罪したが、彼の以前の主張はシノファームのワクチン説明書に従ったもののため陶氏がいったい何を間違ったのかわからない状態だ。中国内で非難があふれたため西側メディアが自身の話を歪曲して報道しているとしながらただ謝罪だけしたようにみえるためだ。
中国産ワクチンに対する副反応と関連し6日に北京で開かれた記者会見でも質問が出てきたが、北京疾病統制センターのホウ星火副主任はワクチンの正確な臨床統計は明らかにしないままあいまいな答弁にとどまった。
ホウ副主任は「大多数の人は接種後に不良反応を見せていない」と暗示した後、「しばしば見られる不良反応は頭痛と発熱、せき、食欲不振、嘔吐、下痢」などがあるとし、大したことではないように説明した。
一方、香港紙の明報は8日、実際に中国産ワクチンを接種した人に副反応の有無を尋ねたところ、筋肉痛と相当な疲労感を感じるという回答を得たと伝えた。注目すべきことはワクチンを接種した人がワクチン説明書の対外流出させないよう要求を受けた点だ。
医師はワクチンを接種した後の説明書は「国内の人に見せることはできるが、外国人に見せてはならない。なぜなら現在彼らがわれわれのデータを収集しようとしているため」と説明したという。
新型コロナウイルスを克服するためのワクチン開発は科学に基づいたものだ。ところがその信頼の基盤となるデータと副反応などについて中国が隠す姿で一貫しており中国産ワクチンの効能に対する疑いをさらに育てている状況だ。
中国・上海のワクチン専門家、陶黎納氏は6日、自身のウェイボー(中国版ツイッター)に「中国シノファームのワクチンが73の副反応を持っている。これは世界で最も不安定なワクチン」という驚くべき書き込みをした。
中国政府が昨年12月31日からシノファームのワクチンの一般大衆向け接種を無料で実施する中で出てきた話で大きな衝撃を与えた。陶氏の主張はシノファームのワクチンの説明書に基づいたものだ。
説明書ではワクチンの副反応として73種類を列挙しているが、一般的に見られる副反応である痛みと頭痛のほか、高血圧や視力減退、味覚喪失、尿失禁のような重大な副反応もあると陶氏は明らかにした。
陶氏は「説明書を見て驚いて呼吸を整えなければならなかったほど」と話した。こうした彼の書き込みに非難があふれると陶氏は翌7日に謝罪し釈明に出た。「私の慎重さに欠ける行動に対し多くのネットユーザーと全国の人民に謝罪する」と話した。
また、自身が先月26日に1回目の接種をしたが、局部的な痛みのような小さな副反応もないとし、中国産ワクチンが外国ワクチンよりより良いと主張した。その上で「おそらく明確に説明書が誤ったのだろう」と話した。
陶氏によると、説明書には73種の不良反応を例示しているが、ここには人類の200年のワクチン史上見つけるのが難しい重大な副反応である味覚喪失、高血圧、尿失禁などを指摘しているということだ。
陶氏は謝罪したが、彼の以前の主張はシノファームのワクチン説明書に従ったもののため陶氏がいったい何を間違ったのかわからない状態だ。中国内で非難があふれたため西側メディアが自身の話を歪曲して報道しているとしながらただ謝罪だけしたようにみえるためだ。
中国産ワクチンに対する副反応と関連し6日に北京で開かれた記者会見でも質問が出てきたが、北京疾病統制センターのホウ星火副主任はワクチンの正確な臨床統計は明らかにしないままあいまいな答弁にとどまった。
ホウ副主任は「大多数の人は接種後に不良反応を見せていない」と暗示した後、「しばしば見られる不良反応は頭痛と発熱、せき、食欲不振、嘔吐、下痢」などがあるとし、大したことではないように説明した。
一方、香港紙の明報は8日、実際に中国産ワクチンを接種した人に副反応の有無を尋ねたところ、筋肉痛と相当な疲労感を感じるという回答を得たと伝えた。注目すべきことはワクチンを接種した人がワクチン説明書の対外流出させないよう要求を受けた点だ。
医師はワクチンを接種した後の説明書は「国内の人に見せることはできるが、外国人に見せてはならない。なぜなら現在彼らがわれわれのデータを収集しようとしているため」と説明したという。
新型コロナウイルスを克服するためのワクチン開発は科学に基づいたものだ。ところがその信頼の基盤となるデータと副反応などについて中国が隠す姿で一貫しており中国産ワクチンの効能に対する疑いをさらに育てている状況だ。
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