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韓国警察、慰安婦被害者支援施設「ナムヌの家」の後援金横領疑惑で捜査に着手

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

[ナムヌの家のホームページ キャプチャー]

旧日本軍慰安婦被害者支援施設「ナムヌの家」の後援金横領疑惑が浮上して警察が捜査に入った。

13日、警察などによると、京畿道(キョンギド)広州(クァンジュ)警察署は後援金横領の疑惑などでナムヌの家関係者A氏を逮捕して取り調べている。A氏はナムヌの家後援金数千万ウォンを横領した疑惑が持たれていると伝えられた。

今回の警察捜査は3月末、ナムヌの家の職員がA氏を告発したという。告発状には広州市支援金に関連した内容などが含まれているということが分かった。


現在、告発人調査を終えたという。警察関係者は「現在、告発状が受け付けられて捜査している事案なので詳しいのは明らかにすることができない」と話した。ナムヌの家関係者も「告発の件に関しては、いかなることも申し上げることができない」としてコメントを控えた。

一方、京畿道はナムヌの家に対してこの日から3日間特別指導点検を開始する。これは3月「国民申聞鼓(政府の国民の苦情を受け付ける掲示板)」にナムヌの家が後援金を建物の建て増しなど他の用途で使っているという苦情が提起されたからだ。最近後援金会計をめぐる論議に巻き込まれている市民団体「正義記憶連帯」とは関係のない指導点検であると知らされた。

1992年に設立した社会福祉法人ナムヌの家には現在、慰安婦被害者6人が生活している。施設の被害者らの平均年齢は95歳だ。



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