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<ゴルフ> ツアーに招待されない‘みにくいアヒルの子’ミシェル・ウィー

今後PGAツアーはもちろん、LPGAツアーでもミシェル・ウィー(19)の姿はあまり見られなくなる。 先日まで‘興行保証手形’と呼ばれ、すべての大会で招待選手の筆頭に挙がっていたが、最近は実力が大きく落ち、スポンサーが避けているのだ。

APは13日(日本時間)、「ミシェル・ウィーは29日に開幕するギントリビュート大会から招待状を受けられなかった」と報じた。

アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が主催するギントリビュートは、昨年ミシェル・ウィーが手首の負傷を理由に途中棄権した大会だ。 大会組織委は今年、ミシェル・ウィーの代わりに新人のアシェリー・サイモン(南アフリカ)とアマチュアのアリソン・ウィタッカー(米国)を招待した。


ミシェル・ウィーは昨年、招待選手で出場、第1ラウンド16番を終えた後、手首の負傷を理由に突然棄権した。 当時ミシェル・ウィーは16番まで14オーバーを記録、17番、18番で2打失えば‘88打ルール’に引っかかる状況だった。

‘88打ルール’とは「ツアーカードのないLPGAツアー非会員が1ラウンドに88打以上を記録した場合、残りのシーズン大会への出場を禁止する」という規定だ。

ミシェル・ウィーは「故意ではなく負傷のため」と釈明したが、すぐに次の大会(マクドナルド選手権)が開かれる場所に移動し、練習ラウンドを行っていたため、‘手首の負傷は言い訳だった’という非難を浴びた。

ソレンスタムは当時、「ツアーに対する尊敬心のない行動。 他の選手は眼中にもないのか」と非難、ミシェル・ウィーは「痛くて棄権したからソレンスタムに謝罪する必要はない」と発言し、もう一度ひんしゅくを買った。

ミシェル・ウィーは今季、故郷のハワイで開かれたフィールズオープンに出場し、72位タイに終わった。 「十分に準備した」と自信を見せていたミケロブウルトラオープンでは2ラウンド通算4オーバーで予選落ちした。

LPGAツアー規定によると、ミシェル・ウィーは今年スポンサー招待を受け、8大会に出場できる。 しかし今年はその数も満たせない見通しだ。 ミシェル・ウィーに対するファンと同僚の視線も冷ややかだ。

ミシェル・ウィーは来月10日からメリーランド州ウッドモントCCで開かれる全米女子オープン2次予選に出場する予定だ。 ミシェル・ウィーが‘狼少女’の汚名をそそぐには、言葉ではなく実力で示さなければならない。



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