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「韓国キムチで日本人を魅了する」(2)

アン代表は日本で市販されているすべてのキムチを試食した。 塩辛や薬味など国産キムチに比べて遜色はなかった。 しかし熟成前キムチという点が気にかかった。 「このままでは熟成したキムチの味と栄養について永遠に知らせることができない」と感じたという。

昨年登場した「高麗キムチ」は、漬け方が違うだけでなく、すべての薬味を韓国から運んで使っている。 キムチの味の核心である塩辛と塩・粉トウガラシ・ニンニクは全羅北道のものを使用し、白菜などの野菜類は日高のものを使う。 昨年9月には日高市で「日韓伝統食文化研究会」を設置、毎月1回ずつ日本に渡り、キムチ教室を開いている。

昨年11月には会員にキムジャンキムチ(越冬用キムチ)の味を知らせるために‘キムチタイムカプセル’イベントを開いた。 「3カ月後、キムチのふたを開けて試食会を行ったが、最初は‘食べられるかどうか’と心配していた会員は、酸っぱいキムチの味に感嘆した」というのがアン代表の話だ。


漬けたばかりのキムチと、漬けてから時間が経った酸っぱいキムチで作った2種類の‘キムチジョン’を会員に試食させ、「2つは味はもちろん栄養面でも大きな差がある」と説明した。

アン代表は「世界がキムチの優秀性を認めている。韓国の伝統食品に自負心を抱いてこそキムチが世界でも高級食品として受け入れられる」と強調した。



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