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トップスターのソン・へギョとヒョンビンがドラマ制作の劣悪な環境を克服するため、スター俳優の出演料調整に動いた。
ソン・へギョとヒョンビンは11月から放送されるKBS(韓国放送公社)月火ドラマ『彼らが生きる世の中』(脚本ノ・ヒギョン、演出ピョ・ミンス)に出演し、出演料を現状維持あるいは減らす方向で制作スタッフと話し合っている。
スター俳優のドラマ出演料が最近、1回当たり5000万ウォン(約500万円)を超えるため、制作環境が劣悪な状況にある。ソン・へギョとヒョンビンは高額の出演料を受け取る代わりに、これを制作費に投入し、作品の完成度を高めることで意見が一致した。
ピョ・ミンスプロデューサーは「現在のトップスターの出演料では到底ドラマが制作できない。これにソン・へギョとヒョンビン側に出演料の調整を要請し、2人も趣旨に共感した」と説明した。
ピョ・プロデューサーは「基本的な出演料の方針は現状維持あるいは削減。ところがソン・へギョの場合、4年前の『フルハウス』以降、ドラマ出演作がないので、当時の出演料を基準に凍結または削減することはできない。ヒョンビンも前作から2年近く経っているため、これを考慮して話し合う予定だ。とにかく現在ドラマの主役を演じているトップスターより低い出演料になるだろう」と話した。
ソン・へギョとヒョンビンは以前のドラマ出演作『フルハウス』と『雪の女王』でそれぞれ1回当たり2000万ウォン(約199万円)線の出演料を受け取っている。
『彼らが生きる世の中』は放送局を背景にしたドラマ制作の現実を反映する作品だ。ソン・へギョとヒョンビンはドラマプロデューサー役を演じ、劇中でも俳優の出演料問題などに取り組む。
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