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ドキュメンタリープロデューサーのTがタレントのヒョニョンを相手取り「性的暴行証拠を操作した疑いがある」として起こした損害賠償請求訴訟に対し、裁判所が棄却判決を下した。
ソウル中央地裁側は8日午前10時、宣告公判の結果‘証拠不十分’で1年前にTが請求した民事訴訟に対し棄却命令を発した。
Tは昨年4月、「ヒョニョンが9年前、性暴行未遂と関連した告訴事件で証拠を操作した。このため精神的に大きな被害を受けた」とし、ソウル中央地裁に損害賠償請求訴訟を起こした。
Tは98年、海外でドキュメンタリー撮影を行っていた当時、「強姦未遂及び暴力行為処罰に関する法律違反」容疑で告訴され、99年に西部地検に拘束された。一審で実刑判決を受けたが、二審では「強姦未遂」容疑だけが認められ、執行猶予で解放されている。
ヒョニョンの所属事務所側は8日、「ヒョニョンは今回の事件でずっと苦労してきた。 明らかに事件の被害者なのに、イメージに良くない影響が及ばないか心配していたが、裁判所の判決で過去をすべて振り払うことになった」と明らかにした。
一方、Tは「今回の裁判所の判決には納得できない。 資料と証人をもう少し準備して控訴する」と話している。
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