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真露ジャパン「日本焼酎企業を買収して生産も」

真露(ジンロ)ジャパンの楊仁集(ヤン・インジプ)社長(51)が2日、「2、3年以内に日本焼酎生産企業を買収し、日本で生産・販売・輸出を行う垂直系列化を実現する」と述べた。

買収した焼酎企業で単一穀物の高級焼酎を作り、真露ブランドで日本の内需だけでなく中国・米国市場にも進出するということだ。 真露ジャパンは現在、焼酎の全量を韓国から運び、日本市場で販売している。

今月で創社20周年を迎える真露ジャパンは、本社が危機に直面した97年の通貨危機直後にも赤字を出さなかった。


真露は大衆酒場だけでなく高級店でも人気だ。 高級ボトルに入った700ミリリットルの「チャムイスル」をロックまたは水割りで飲む。 独自販売網の開拓も目を引く。

楊社長は「日本の複雑な流通構造にもかかわらず、韓国の大企業では珍しく自体の販売網を構築している」と述べた。 ディーラーを直接管理し、適正マージンを維持できるということだ。 こうした堅実な企業だといううわさが広まり、アサヒビールが買収のためにコンソーシアムを構成したこともあった。

しかし昨年、真露ジャパンの成長の勢いは停滞した。 適時に投資を行わなかったからだ。 04年の法定管理(日本の会社更生法に相当)下で各種費用を減らし、消極的な経営を繰り広げた。 このため楊社長は、敗北意識を抱く職員の気持ちから変えようとした。 実績に基づいた処遇を明確にし、低調な結果には責任を問うた。

毎週ディーラーの社長にも会った。 酒業種の特性上、直接会って焼酎を飲むスキンシップが重要だという考えからだ。 ある社長は「真露ジャパンが始まってから20年間、社長に会ったのは初めて。 今後はもっと信頼して真露と取引できそうだ」と語った。

楊社長は03年から双竜(サンヨン)火災社長を務めた後、昨年4月、ハイト-真露グループに合流した。



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