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日本、‘独島は朝鮮領土’地図の提示で小笠原群島を獲得



日本が1854年、米国と小笠原群島の領有権をめぐって争う過程で、独島(ドクト、日本名・竹島)と鬱陵島(ウルルンド)が‘朝鮮に属する’(a La Coree)と明示されたフランス版地図を提示しながら、小笠原群島の領有権を獲得したと、世宗(セジョン)大の保坂祐二教授(49)が主張した。

問題の地図は林子平という日本人が1786年に制作した‘三国接壌之図’のフランス語翻訳本。 日本版地図にも独島と鬱陵島の2島について‘朝鮮の持也’と明記されている。 この地図の存在はこれまでも知られていたが、その意味は無視されてきた。


個人が制作したため信頼できない、というのが最も大きな理由だった。 日本島根県の竹島問題研究所が2007年に出した最終報告書も「個人が作った誤った地図」という点を強調している。

しかし保坂教授は「日本政府がこの地図のフランス語版を前面に出して群島の領有権を確保しただけに、この地図は公的な地図」と主張した。 また「日本がこの地図を公式資料とした時点で独島はすでに朝鮮領だったと見るべき」と付け加えた。

保坂教授は3日、こうした内容の論文を徳成(ドクソン)女子大学で開かれる東アジア日本学会主催の学術大会で発表する予定だ。

保坂教授は日本で生まれ、1979年に東京大学金属工学部を卒業した後、高麗(コリョ)大で政治学修・博士学位を取得し、2003年に韓国に帰化した。



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