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KBS(韓国放送公社)週末ドラマ『大王世宗』(テワン・セジョン)に出演している歌手で女優イ・ジョンヒョンが「韓流はもう終わった」と述べた。
イ・ジョンヒョンは23日、日刊スポーツ(IS)とのインタビューで「韓流はもう流れていない。2年前はチャン・ナラやカンタら、多くの歌手を見たが、今は現地で見かけることがなくなった。中国政府が水面下でビザの発給を抑えている。どうにか香港でビザを発給してもらい、迂回的に中国公演を行っているほど」と話した。
イ・ジョンヒョンの発言は、韓流の現実を率直に指摘している。日本の場合“ペ・ヨンジュン効果”でかろうじて維持しているが、このままでは韓流が廃れてしまうという見方だ。
イ・ジョンヒョンは「以前は、中国のバラエティ番組で韓国ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』を風刺していると大騒ぎになった。中国の放送に出演すると、韓国についての質問を受けた」とし「しかし、今は歌手イ・ジョンヒョンについてのみ質問し、韓国の話はしない」と話した。
イ・ジョンヒョンによると、このような結果は中国政府の韓流抑制策がもたらしたものだという。イ・ジョンヒョンは「文化外交が国家外交として最も効果的だ。李大統領が100回訪問するよりも、韓流スターが1人公演する方が効果的」とし「この問題は国家レベルで対応していく必要がある。韓国政府が中国政府に圧力を加えてほしい」と訴えた。
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