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韓国食品で韓流を起こそう

農林部が農林水産食品部に改編され、農業と食品を関連付けた事業が出てきている。 農林水産食品部は先日、‘韓食国際化フォーラム’創立式を開いた。9月には韓国食品のグローバル化のための‘グローバルフードフェスティバル’を開催する。 今年を‘韓食グローバル化’の元年としているのだ。

全世界の自動車市場規模が1320兆ウォン(約130兆円)、IT産業市場は2700兆ウォンであるのに対し、食品産業市場は4800兆ウォンにのぼり、うち外食産業は2300兆ウォンを占める。 しかし食品産業市場で韓国が占めるシェアは非常に小さい。

文化・芸術分野の韓流が国家イメージの向上と売り上げ増大に寄与したように、食品分野の韓流で農業の発展を図らなければならない。 また、その可能性は非常に大きいと考えられる。


キムチは昨年、米国健康雑誌「ヘルス」が選定した5大健康食に入り、国際食品衛生学術誌では「食中毒菌の抑制効果が優れている」と伝えられた。 このほか、コメ・コチュジャン・味噌など10品目が国際宇宙食品の認証を受けた。 このように韓国食品には体に良い発酵食品が多く、ウェルビーイング(健康)トレンドにも一致する。

日本は‘寿司’を文化商品として積極的に広報し、自国の一等級コメ‘コシヒカリ’も世界に広く知らせた。 このコメで寿司を作ればおいしい、という認識を拡散させたのだ。 こうした成功例をベンチマーキングしながら韓国食品の長所を広報し、国産農産物を使用してこそ本来の味が出るという点を強調すれば、韓流を通じて韓国農産物の需要は増えると見込んでいる。 さらにこれは国内農業の発展と農民の所得増大にもつながる。

農業を1次産業の枠組みにとどめておいてはならない。 食品産業との結合で韓国食品の韓流ブームを起こせば、農業は国家の新しい成長動力に生まれ変わる可能性がある、ということだ。



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