朴智星（パク・チソン、２７、マンチェスター・ユナイテッド）が連日話題にのぼっている。 実力を備えた人気スターらしく、欧州チャンピオンズリーグ準決勝第１戦を控えて行われたインタビューでも、ファンの大きな関心を集めているほか、０８北京オリンピック（五輪）サッカー代表チームの‘ワイルドカード筆頭’というニュースにも、「もちろんだ」「酷使だ」などさまざまな反応が出ている。

朴智星はインタビューで、「ヒディンクは自分の人生を変えた精神的な支え」と感謝の気持ちを表した。 ゴールドットコムやトライバル・フットボールによると、朴智星は「ヒディンクに会うまで、自分は彼から受けたような支援や信頼を受けたことがなかった。 ヒディンクには大きな借りがある」と語った。


朴智星とヒディンク監督の縁は０１年にさかのぼる。 朴智星は疲れを知らない体力と誠実なプレーでヒディンク監督の信頼を得た。 ０２ワールドカップ（Ｗ杯）のポルトガル戦でゴールを決めた朴智星は、まるで幼い子供が父親に向かって走っていくようにヒディンクのところへ行き、喜びを分かち合った。

その後、ヒディンクはオランダＰＳＶアイントホーフェンの監督に就任し、‘愛弟子’の朴智星と李栄杓（イ・ヨンピョ）を連れていった。

０５年の朴智星のマンＵ移籍について、ヒディンクは「まだ早すぎる」と言いながら引き止めたが、マンＵで成功した朴智星は「ヒディンクがいなければ自分の人生は今とは違っていた」とし、当時の忠告も有難く受け止めている。