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金杞泰(キム・キテ)読売コーチは最近、李承燁(イ・スンヨプ、32)と同じように苦心している。 1軍でホームランを量産すべき後輩が自分と一緒にいるからだ。
金杞泰コーチは金鍾勲(キム・ジョンフン)研修コーチとともに、2軍球場の読売ランドで李承燁の練習を支援している。 金杞泰コーチは具体的な話を控えながらも「李承燁は非常に優れた選手。信じて見守ってほしい」と要請した。
李承燁は13日から2軍の練習場でスイングスピードを高めるのに力を注いだ。 李承燁は今週から実戦打撃に入り、状態をチェックしながら2軍試合出場スケジュールを組む予定だ。
金杞泰コーチは「李承燁に目の前のことにこだわらず、もっと長い視点で考えるよう話している。 鋭敏な性格なので、不振のときは周囲の一言も気にするなど苦心しているが、これを克服するよう励ましている」と伝えた。
李承燁は昨年、親指の痛みに苦しみながらも球団側からの圧力を受けてきた。 また韓国を代表する打者であるだけに、チームスタッフだけでなく韓国の先輩からいろいろな指摘を受けた。 李承燁の活躍を願ってのことだが、調子が良くない状況ではこうした言葉はすべてストレスとなる。
しかし不振の底を過ぎた李承燁は先輩の助けで少しずつ元気を取り戻している。 表情が徐々に明るくなっている、というのが金杞泰コーチの話だ。 三星(サムスン)ライオンズ時代から李承燁の先輩だった金杞泰コーチは、技術だけでなく心理的にも後輩の支えになれるよう努力している。
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